18.1 C
Tokyo
2024年11月22日金曜日
ホームニュース暴行容疑のアルゼンチン前大統領、コロナ禍に大統領執務室での密会動画が公開され非難続出…相手は26歳年下の女優

暴行容疑のアルゼンチン前大統領、コロナ禍に大統領執務室での密会動画が公開され非難続出…相手は26歳年下の女優

引用:AFP通信

在任中にパートナーへの暴行容疑で捜査を受けているアルゼンチンの前大統領が、コロナ禍の最中に執務室で女優と密会していた動画が公開され、物議を醸している。

9日(現地時間)、アルゼンチンのメディア「ラナシオン」や「インフォバエ」によると、アルベルト・フェルナンデス前大統領(65歳)は、新型コロナウイルスが流行していた2021年頃、ブエノスアイレスの大統領執務室で放送作家であり女優のタマラ・ペティナート(39歳)と二人きりで酒席を設けていたことが明らかになった。

この事実は、二人の会話を収めた2本の動画が公開されたことで明るみに出た。

ラナシオンのウェブサイトやSNSで確認できるこの問題の動画では、撮影者が「ラブレター」を書いているペティナートに「いい言葉をかけてほしい」と求め、「愛している」と告白する様子が映っている。

また、ペティナートが「私があなたの人生の愛よ」と微笑みながら返答する場面も動画に収められている。

現地メディアは、撮影者の顔は映っていないが、声と撮影場所からフェルナンデス前大統領自身が撮影したものであることは明白だと報じている。また、ペティナートが座っていた椅子は、大統領が執務の際に使用するものと同じだとも伝えられた。

当時、フェルナンデス前大統領はファビオラ・ヤニェス氏(43歳)とパートナー関係にあり、ヤニェス氏はフェルナンデス前大統領の在任期間中、ファーストレディとしての役割を果たしていた。この動画が公開された後、フェルナンデス前大統領は国民から大きな非難を受けているとのことだ。

特に、過去にアルゼンチンの官邸などでヤニェス氏に対する暴行や嫌がらせの疑いで検察の捜査を受けている中、他の女性との不倫を示唆する言動が発覚したことで、批判が一層高まっている。

同日、ハビエル・ミレイ大統領府のマヌエル・アドーニ大臣は、YouTubeで生中継された定例記者会見で「大統領執務室で撮影されたこの動画は本当に嫌悪感を抱かせるものだ」とし、「コロナ禍で国民が自宅に閉じ込められ、治療を受けていた状況でこのようなことが起こったことには言葉もない。さらに、その場所がアルゼンチンで最も重要な執務室の一つであるという点も驚くべきことだ」と非難した。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください