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2024年11月22日金曜日
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ロシア本土への越境攻撃でゼレンスキー大統領が長距離ミサイル使用を要求!プーチン大統領、敵対的態度を示す

引用=聯合ニュース

ウクライナがロシア本土への越境攻撃を敢行しロシアを衝撃に陥れた中、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は12日(現地時間)、ロシア本土より深くまで攻撃できるよう長距離ミサイルの使用許可を再度西側に訴えた。

ゼレンスキー「長距離兵器を使用できるようにしてほしい」

英「テレグラフ」などの報道によると、ゼレンスキー大統領はウクライナ軍がクルスク戦線を横断して反撃を行っている間に、西側同盟国に対しロシアの深部で長距離ミサイルを使用できるよう再度懇願すると述べた。

彼は自国軍の越境攻撃によってウラジーミル・プーチン露大統領を引き下ろせると主張した。

また、防衛・外交当局者に対し「我々の領土を防御するために長距離兵器を使用できるよう、協力国から許可を得るため必要な措置のリストを提示せよ」と指示したことが明らかになった。

ウクライナ軍は同日の夕方までにロシア南部国境地域クルスクの約1000平方キロ・メートルを掌握したと主張した。米「ニューヨーク・タイムズ(NYT)」によると、以前国境地域でロシアの民間人がウクライナの砲撃によって命を落としたことはあったが、ウクライナ軍がロシア領土に橋頭堡を築くのは今回が初めてである。

米国、英国などの西側政府はウクライナに「ATACMS」、「ストーム・シャドウ」など長距離ミサイルを支援したが、拡戦の懸念から、防御目的以外のロシア本土攻撃での使用は許可していなかった。

これに対しゼレンスキー大統領は西側の武器を使ってロシア本土を攻撃する際の裁量権を拡大してほしいと訴えており、米国は最近になってようやく制限された範囲内でこれを許可した。

「プーチン、不安そうに見える。5年間でこんな姿は初めて見た」

不意を突かれたプーチン大統領は西側に対して敵対的な態度を示した。西側がウクライナを通じてロシアを攻撃していると非難した。

彼は同日モスクワ郊外でクルスクなどの接境地の状況に関する会議を主宰した。本土への襲撃が始まってから1週間、3回目の会議である。

プーチン大統領は「西側はウクライナ人の手を借りて我々と戦っている」とし、「敵は明らかに未来の交渉上地位を引き上げようと努力している」と述べた。

彼はウクライナの本土攻撃は今後の交渉で有利な位置を確保するために西側の助けを借りて挑発しているものであり、この攻撃が自身の交渉に対する立場を緩めることはないとした。

彼は続けて「ウクライナ政権が平和計画に戻ろうという我々の提案や、関心を持ち中立的な仲介者の提案を拒否した理由が今や明らかになった」とし、「敵は明らかに応分の代償を払うことになり、我々のすべての目標は明らかに達成されるはずだ」と強調した。

プーチン大統領はこの日、自筆のメモを読み上げながら現状について言及した。モスクワで勤務した経験がある英国の元防衛武官ジョン・フォーマン氏は、会議でプーチン大統領が不安そうに見えたと「テレグラフ」に伝えた。

彼は「過去5年間、プーチン大統領がメモ帳に直接書いたメモを読むのを見たことがない」とし、「動揺しているようだ」と述べた。

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