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2024年12月19日木曜日
ホームニュースアメリカの7月消費者物価下落で年内利下げ期待高まるも、専門家は一度限りの利下げを予測

アメリカの7月消費者物価下落で年内利下げ期待高まるも、専門家は一度限りの利下げを予測

引用:AP Newsis

アメリカの7月消費者物価が下落したことにより、9月を含む年内の利下げへの期待が高まっているが、アメリカ経済は堅調であり、一度の利下げにとどまるだろうとベテラン市場専門家が予測している。

15日(現地時間)、ビジネス・インサイダーは、投資コンサルティング会社ヤデニリサーチの社長エド・ヤデニ氏が経済専門放送局CNBCとのインタビューで、今年の金利を合計1〜1.25%ポイント引き下げることを期待している投資家たちとは異なり、連邦準備制度(FRB)が一度だけ引き下げるだろうと述べたと伝えた。

ヤデニ氏は、自身が利下げに反対しており、FRBが決定するならば0.25%ポイントの一度の利下げにとどまるだろうと述べた。

アメリカの7月の失業率を含む雇用指標が低迷しているため、市場ではFRBの利下げへの期待が高まっている。しかし、ヤデニ氏はアメリカ経済が堅調であるため、大幅な利下げの必要はないと説明した。

同氏は、来月発表される8月の雇用指標は反発するだろうとし、7月の指標が天候による一時的な鈍化であったことを示すだろうと述べた。

また、アメリカの物価についてヤデニ氏は、年末までにFRBの目標である2%に下がると予想している。14日に発表されたアメリカの7月消費者物価指数(CPI)は前年同期比で2.9%上昇し、2021年3月以来初めて3%を下回った。このため、市場では次月に開催されるFRBの金融政策会議で利下げが既定路線と受け止められている。

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