先週末、小さなヨークシャーテリアが船から落ちて、サメの口の中に入ったものの生還したという。
16日、ニューヨーク・ポストの報道によると9歳の犬マディはアメリカ・フロリダの海を楽しんでいる最中、歯が折れて骨盤を骨折する怪我を負ったという。
マディの飼い主であるビル・ホジとテリー・ホジ夫妻によると、午後、彼らがマディを乗せてボートに乗っていたところ、桟橋に戻る途中でマディが船の前方から滑り落ちてしまったという。
海に落ちたマディは一生懸命泳いでボートに近づき、ビルがボートをマディの近くに寄せた瞬間、突然マディが海の中に消えてしまったという。
テリーは「マディは約10秒間海中に沈んでいたが、それは永遠のように長く感じられた」と語り、「私はもう二度とマディに会うことはできないと思った」と伝えた。
その後マディが水面に浮かび上がり、テリーは海に飛び込んでマディを安全な場所に連れて行ったという。その時夫妻はマディがひどく出血していることに気づいた。
夫婦は最初、マディが船のプロペラによって怪我をしたと思っていたが、獣医師はマディに6〜7カ所の刺し傷があり、サメの攻撃による傷だと診断した。
また獣医師は、マディの骨盤が3か所も骨折していると述べ、サメがマディを水面下に引きずり込んで揺さぶったためだと推測した。
夫妻は「マディが水の中で抵抗したため、サメが不審な味や毛によりマディを放したのではないか」と推測した。