18.1 C
Tokyo
2024年11月22日金曜日
ホームトレンドスポーツ飛び込み中国代表選手が母親に贈ったiPhoneで愛国心を問われる!?「公人としてHuaweiを使うべき」

飛び込み中国代表選手が母親に贈ったiPhoneで愛国心を問われる!?「公人としてHuaweiを使うべき」

引用:微博

中国最年少のオリンピック金メダリストである飛び込み代表選手全紅嬋(チュエン・ホンチャン/17歳)が、母親のためにApple社のiPhoneを購入したことが知られると、現地では「愛国心がない」という非難を受けている。

現地時間の24日、台湾中央通信社などの海外メディアによると、全紅嬋選手は21日に中国広東省広州のアップルストアでiPhone 15 Pro Maxを購入した。

中国のSNS「微博」に公開された映像によると、彼女は白い半袖Tシャツに帽子を着用しアップルストアを訪れ、店員が勧めたiPhone 15 Pro Max(256GB)ホワイトチタニウムモデルを購入したという。

アップルストア販売員は「全紅嬋選手が母親に贈る目的でiPhoneを購入した」と伝えた。このニュースが伝えられると、微博では「全紅嬋選手が母親のためにスマートフォンを購入する」というハッシュタグが検索リストに上がり話題となった。

映像を見た中国のネットユーザーは、中国代表である選手が外国製のiPhoneを購入することは不適切だと批判の声を上げた。「公人としてHuaweiなどの国内ブランドを使用すべきだ」、「iPhoneがアメリカのブランドであることを知らなかったのか」、「中国のスポーツスターがHuaweiではなくiPhoneを購入するのは正当ではない」、「愛国心がない」といった意見が寄せられた。

中国ではますます自国ブランドを好む傾向が強くなってきている。実際、今年Apple社のiPhoneの中国市場での販売量は急減し、Apple社は異例にも中国での割引販売を行った。

グローバル市場調査会社カナルイスによると、今年第2四半期Apple社の中国内でのiPhone出荷量は970万台で、前年同期の1040万台と比べて6.7%減少した。シェアも16%から14%に減少し、Apple社は中国スマートフォン市場シェアランキングで3位から3段階下落した。

一方、中国全体のスマートフォン市場は前年同期比で10%成長し、出荷量は7000万台を突破した。上位5社はHuawei・Xiaomiなどすべて中国ブランドが占めた。

なお、全紅嬋は6日に行われたパリオリンピックの女子高飛び込み金メダルを獲得し、2020東京オリンピックに続いて2連覇を達成した。また、陳芋汐(チェン・ユーシー)と共に女子シンクロ高飛び込みでも金メダルを獲得しパリ五輪2冠に輝いた。

引用:聯合ニュース

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください