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2024年09月20日金曜日
ホームトレンド中国の化粧品会社、性器模したリップスティックで物議!広告とデザインに批判集中

中国の化粧品会社、性器模したリップスティックで物議!広告とデザインに批判集中

引用:サウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)

中国の化粧品会社が男性の性器の形を模したリップスティックを発売し、物議を醸している。

10日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)によると、10代から20代を主な顧客層とする中国の化粧品会社「フロレット(FLORTTE)」が最近、新製品のリップスティックの広告ポスターを公開した。

広告には、女性モデルがリップスティックのイメージの横に膝をついて座っている様子が描かれている。製品のデザインを見ると、唇に触れる部分が逆さまのハートの形をしており、まるで「男性の性器」のように見える。このリップスティックは45元(約900円)で販売され、約3万個が売れたとされている。

この製品に対する議論は、フォロワー数500万人のインフルエンサー「バーニー・クラス」が自身のSNSにリップスティックの広告を投稿し、「あまりにも露骨だ」と批判したことから始まった。

特に、この広告が女性を対象化しているとの批判を受けている。北京に本部を置く男女平等のNGO「平等」の共同設立者であるフォン・ユエン氏は、「女性を男性の快楽のための性的対象として滑稽に扱うことは、逆に女性に対する嫌悪や怒りを引き起こし、製品の不買運動につながる恐れがある」と指摘した。

さらに、リップスティックのカラー名が「キス・リトル・ジュジュ」、「キス・ネイネイ」、「キス・チェリー」、「キス・ミミ」であることが判明し、批判が強まった。これらの言葉は中国語で一般的に男性や女性の性器を指すためである。

これに対し、現地のネットユーザーからは「アダルトグッズの広告かと思った」、「どんな女性がこのリップスティックを買うのか」、「女性を尊重しない企業は、一円も稼げないだろう」といった批判的な反応が寄せられている。

議論が激化する中、メーカー側は「顧客サービスチームは現在、この問題を把握しておらず、確認のために専門家に伝える予定だ」との立場を明らかにした。

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