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2024年12月19日木曜日
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北朝鮮と中国の不仲説?習近平と金正恩の書簡のやり取り、中朝関係の変遷か

北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長は、北朝鮮政権樹立76周年の記念日(9・9節)を迎えて祝辞を送った習近平中国国家主席に対し、返電として感謝の意を伝えたと朝鮮中央通信が22日に報じた。

金委員長は、15日習主席に送った返電で感謝の意を表明し、「長い歴史的伝統を持つ中朝(北中)友好関係を絶えず強化・発展させていくことは中朝両国人民の共同の願望である」と述べた。

さらに、「社会主義国家の建設を力強く推進し、人民に実質的な福祉を提供し、世界の平和と地域の安全を守るために中朝両党、両国の共同の偉業を遂行する中で、今後も引き続き優れた成果が達成されると信じている」と付け加えた。

「中国人民が総書記同志を中心とする中国共産党の指導の下で中華人民共和国創建75周年を迎えるこの意義深い年に、社会主義現代化国家の建設でより大きな成果を達成することを祈念する」と付け加えた。

先日9日、習主席は金委員長に祝辞を送り、「新しい時期、新しい情勢の中で中国側は引き続き戦略的かつ長期的な観点から中朝(中北)関係を見据えて対応する」と述べ、「北朝鮮側とともに戦略的な意思疎通を深化させていくる」と述べた。

金委員長と習主席が祝辞など書簡のやり取りしたのは、今年の元日に祝辞を交換してから8ヶ月ぶりである。

ウクライナ戦争を契機に北朝鮮とロシアが密接な関係を築く一方で、北朝鮮と中国の関係は相対的に疎遠になっているとの評価が出ている。

これを反映しているかのように、今年習主席が9・9節を迎えて送った祝辞には昨年より北中友好を強調する表現が減り、金委員長の返電にも昨年とは異なり協調、協力といった表現が登場しなかった。

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