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2024年12月19日木曜日
ホームニュース400ミリ超の豪雨により道路が完全に水没し、魚が道路上を泳ぐ異様な光景が目撃される

400ミリ超の豪雨により道路が完全に水没し、魚が道路上を泳ぐ異様な光景が目撃される

海や川にいるはずの魚たちが群れをなして、韓国・慶尚(キョンサン)南道巨済市(コジェ市)古県洞(コヒョン洞)の道路に現れた。

韓国メディア「YTN」によると、20日から2日間にわたり、慶尚南道済州市(チェジュ市)では平均314mmの豪雨が降り、周辺の川が氾濫した結果、水が住宅地の道路まで押し寄せ、魚の群れが道路上を泳ぎ回る光景が広がったという。

動画では、古県洞の道路が完全に水没し、速度制限用の段差も水中に隠れてしまっている様子が映し出されている。その中で、小さな魚たちが道路上を自由に泳ぎ回っているのが確認できる。中には大きな魚が堂々と道路を横断しており、この光景はまるで道路が巨大な水族館に変わったかのような印象を与えたと、メディアは報じている。

市によると、今回の豪雨で商店や住宅35か所が浸水被害を受け、土砂災害や急勾配地での被害が懸念され、地域住民47人が緊急避難したという。

以前から市は集中豪雨に備え、20日午後1時に災害対策本部の緊急段階1を発動し、24時間体制の緊急勤務を開始していた。豪雨被害の状況をリアルタイムで監視し、浸水や破損が懸念される道路12区間を緊急に統制するとともに、災害安全メッセージを迅速に住民へ伝達した。

巨済市(コジェ市)では現在も復旧作業が続いている。

2日間で400mmを超える豪雨が降った釜山(プサン)では、記録的な雨にもかかわらず人的被害はなかったものの、1500件に及ぶ被害の申告が寄せられた。

釜山市によると、21日の集中豪雨により、16の区郡および消防当局に合計1456件の被害が申告された。人的被害はなかったものの、79世帯149人の住民が避難した。

河川沿い23か所と道路15か所が一時的に通行止めとなったが、現在はほとんどが解除されている。

写真=SNSのキャプチャ

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