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2024年11月25日月曜日
ホームニュース6歳の児童が「生きるのがツライ」と発言、幼稚園教諭が虐待と脅迫を繰り返していたことが明らかに

6歳の児童が「生きるのがツライ」と発言、幼稚園教諭が虐待と脅迫を繰り返していたことが明らかに

引用:MBC「実話探索隊」 

 「本当に、一度聞いてみたい。一体何が気に入らなかったのか。どうして(子供たちに)そんなことをしたのか…」

最近韓国では、大邱(テグ)の某幼稚園の教諭が数ヶ月にわたり6歳の子供たちを虐待していた事実が明らかになり、物議を醸している。この教諭は子供たちが被害の事実を親に知らせてしまわないよう、脅迫行為まで行なっていたことが明らかとなった。

1日、MBCの「実話探索隊」は被害児童の保護者とのインタビュー内容を公開した。

この教諭A氏は、大邱・達西区(タルソ区)の某幼稚園で6年間勤務し、保護者の間でも教育上手として評判だったという。しかし、彼の教育の秘訣は他ならぬ「暴力」であった。

子供と話す中で偶然、教諭による暴行事実を知ったという保護者B氏は、幼稚園に防犯カメラの映像を見せてほしいと要求した。そしてそこには、A氏が子供たちを強く押しのけてみぞおちを殴ったり、首を絞めたりする様子が映っていた。

当初、A氏は「お腹を殴るふりをして、注意を呼びかけただけだ」と嘘をついていた。しかし、防犯カメラにより証拠が明らかになると「子供たちが他の先生に叱られたと言っていて、気分が悪かった。(子供たちを)叱っていいのは僕だけだと思った」と、衝撃的な言い訳を口にした。

ある被害児童は「生きるのがツライ。幼稚園に行くことも、ご飯を食べることも、何もかも」と母親に心の内を打ち明けたという。到底、6歳の子供による発言だとは思えないような内容だ。

また、A氏は数ヶ月にわたり子供たちを虐待しながらも「(母親に)言うのか?告げ口するのか?」などと口止めしていたことが明らかになった。

保護者のC氏は「先生が『皆の家に先生だけが見ることのできる、他の人には見えないカメラがある。だからそのカメラで、皆がどんなことを話しているかも全部知っている』と言っていたと子供に言われた。どうりで、子供が家に帰ってきた後もずっとカメラを探したり、カメラ自体をすごく嫌っていた」と述べた。

教諭A氏のクラスを卒業した子供の保護者であるD氏は「子供に『叱られたの?なんでお母さんに話してくれなかったの?』と聞いてみたところ『お母さんが(びっくりして)倒れちゃうかと思ったから』と言っていた」とし、悲しみを露にした。

幼稚園の園長であるイム氏は「想像もできなかった」として教諭A氏による虐待の事実をまったく知らなかったと主張したが、保護者たちは信じられないと反論した。教諭A氏の教室と園長室は、間に大きな窓があるだけで、向い合せの構造であった。

また、幼稚園側は虐待の様子が収められている防犯カメラの映像の一部を削除していたことが明らかになり、保護者はさらに激怒した。

それだけでなく、イム氏は園長資格のある他人の名義を借りて幼稚園を運営していたことも明らかになった。

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