アメリカで最年少の億万長者となったハリウッドの女優セレーナ・ゴメスが「億万長者」と言及されたことに不快感を示した。
10月1日(現地時間)、第62回ニューヨーク映画祭に出席したセレーナは、あるメディアとのインタビューで「億万長者」になった事実についての質問に対し、「私は個人的にお金について語ることは不快だと考えている」と述べた。
9月6日、海外メディア「ブルームバーグ」は、セレーナの純資産が13億ドル(約1939億円)に達すると報じた。
ブルームバーグは彼女の資産について「多様な事業と数億人のフォロワーにより富を築いた」と分析し、セレーナが若い億万長者に名を連ねたと述べた。
セレーナはインスタグラムで世界で3番目に多い4億2400万人のフォロワーを持つ女優で歌手、そして事業家として知られている。特にセレーナよりも多くのフォロワーを持つのは、サッカー界のスターであるクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシのみであり、彼女はSNS広告の1件あたり約3000万ドル(約44億7500万円)を稼いでいると言われている。
ブルームバーグは彼女が立ち上げたビューティーブランドの成功のおかげで13億ドルを超える純資産を保有するようになったと伝えた。専門家は「セレーナは単なるポップスターではない。彼女は多様な収入源を持ち、ビューティービジネスが13億ドルを超える純資産に貢献している」と述べた。
このブランドの成功により、ゴメスは親友のテイラー・スウィフト、リアーナとともに億万長者リストに名前が挙がり、「自力で成功した最も若い女性」の一人となった。
一方、1992年生まれのセレーナは7歳の頃、子供向けテレビドラマ『バーニー&フレンズ』でデビューし、ディズニー・チャンネルの特撮テレビドラマ『ウェイバリー通りのウィザードたち』に出演して人気を博した。
その後、ソロ歌手としても活動し「Who Says」、「Hit The Lights」、「Lose You To Love Me」など複数のヒット曲を生み出し、グラミー賞の候補として二度ノミネートされるなど、演技や音楽そして事業で成功を収めた。