飛行機に搭乗中、窓の外で不思議な光を見た男性
「飛行機内から神秘的な光を見かけたんですが、これってUFOの光なんでしょうか?」
最近、ある男性がオンラインで公開した写真が大きな話題を呼んでいる。
アメリカからイギリスへ向かう飛行機に搭乗していたロハン・グネワデナ(Rohan Goonewadena)氏は、Facebookの投稿で、息子が窓の外に不思議な光を目撃したと報告した。穏やかな時間を過ごしていた最中の出来事だったという。
彼は「息子が飛行機の窓の外で明るい光を発見し、それが雲の下で反射していることは明らかだった」と述べ、「飛行機の地図によると、その時の位置は北大西洋の真ん中だった」と当時の状況を説明した。
彼は最初、オーロラかもしれないと考えたが、すぐにグリーンランドはさらに北に位置しているため、オーロラの可能性は低いと判断した。
さらにグネワデナ氏は「飛行機が3万フィート(約9,144メートル)で巡航中で、雲が飛行機より1万フィート(約3,048メートル)下にあった。その場合、光源がさらに2万フィート(約6,096メートル)下にあるなら、どんな光がこれほど広範囲の雲を照らすことができるのか」と付け加えた。
その写真を見たネットユーザーは「UFOの光のように見える」、「最近アメリカでもオーロラが観察されているとのことで、オーロラの可能性もある」といったさまざまな反応を示した。
一方で、あるネットユーザーは「クルーズ船から打ち上げた花火のようにも見える」といった意見を述べた。
光の正体は…?
写真が話題になるにつれ、ネットユーザーは宇宙人の存在や軍事実験など、さまざまな仮説を提起し始めた。
しかし、フランスのメディア「フランス24」が気象学者に問い合わせた結果、この神秘的な現象は実際にはその地域の漁船が使用するLED照明によるものであることが確認された。
そのLED照明は、主にイカや特定の魚を捕まえるために使用され、魚が光に引き寄せられて船に近づくように誘導する役割があるとされている。