ポップスターのアリアナ・グランデが映画『ウィキッド ふたりの魔女』のグリンダ役にキャスティングされた後、ファンから寄せられている批判について理解していると明かした。
海外メディア「Deadline.com」の報道によると、グランデは最近のインタビューで「否定的な反応を十分に理解している」と述べ、ファンの期待に応えるため「自分の力で証明しなければならない」と認めた。
グランデはこの作品に対するファンの多様な意見を尊重し、ファンがそれぞれの方法で作品を解釈することは「嬉しいこと」と受け止めていると語った。
グランデのグリンダ役起用に対するファンの批判にはいくつかの理由がある。『ウィキッド』はブロードウェイで大ヒットを記録したミュージカル作品で、オリジナルキャストが確立した固有のイメージを愛するファンが多かった。
彼らはグランデがミュージカルの伝統とは異なるポップミュージック界で活動してきたため、この役をうまくこなせるかどうかを懸念した。そして、グランデは主に歌手として活動しており、女優としての経験が比較的少ないため、ミュージカル映画に求められる高度な演技と歌唱力を両立できるかどうかについて疑問視するファンも少なくなかった。
グランデはこのような批判を理解し、役を上手に演じ切ることに全力を尽くしてファンの懸念を払拭する意向を示した。一方で、グランデは映画『ウィキッド ふたりの魔女』撮影中に出会った俳優イーサン・スレーターとの関係をめぐり論争に巻き込まれている。
二人がそれぞれの配偶者との離婚を発表した時期と、二人の交際が発覚した時期がほぼ同時であったため、一部では二人の関係を不倫であると批判する声が上がった。
スレーターは去年の7月に元妻のリリー・ジェイとの離婚を正式に発表し、ジェイはメディアとのインタビューで、スレーターとグランデの関係が自身の家庭に悪影響を及ぼしたと語った。
写真=アリアナ・グランデ、イーサン・スレーター、映画『ウィキッド ふたりの魔女』