ホワイトハウス復帰にトランプ「ニコニコ」
米大統領選でドナルド・トランプ次期大統領が再選を果たし、メラニア夫人も再びファーストレディの座に返り咲くこととなった。
その中で、夫の大統領当選の報を受けた際のメラニア夫人の表情の変化が、再び世間の注目を集めている。
メラニア夫人は、トランプ次期大統領が共和党大統領候補に正式指名された党大会で、初日と2日目の両日を欠席。トランプ次期大統領の当選後、時折笑顔を見せるものの、無表情な表情が目立ち、物議を醸した。
今月4日、米誌「ピープル」は、トランプ次期大統領がホワイトハウスに戻った場合、メラニア夫人も夫と共に生活を送るかについて、関係者の見方を報じた。
「影のファーストレディ」メラニア夫人、ホワイトハウス入りに消極的か
トランプ次期大統領の側近は「メラニア夫人が再びファーストレディとなれば、当然ホワイトハウスに入り、然るべき役割を果たすことになる」としながらも、「ただし、メラニア夫人はホワイトハウス入りには消極的な姿勢を示している」と明かした。
さらに「メラニア夫人はニューヨークに住居を構え、フロリダのマー・ア・ラゴにも邸宅がある」とし、「これらの場所で時間を分散して過ごすことになるだろう」と指摘。メラニア夫人がホワイトハウスを主たる居住地とする可能性は低いとの見方を示した。
トランプ家の知人も「メラニア夫人はフロリダとニューヨークで過ごすだろう」と述べ、ワシントン入りには否定的な見解を示している。
メラニア夫人はファーストレディの任期を終えた後、公の場から離れられたことを喜んでいたという。2021年のバイデン大統領就任式の日、トランプ夫妻がホワイトハウスを去る際、メラニア夫人が最も晴れやかな表情を見せたとの証言もある。
一部では、ホワイトハウスがトランプ次期大統領の私邸より質素だとの皮肉も飛び交っている。特にメラニア夫人は息子バロン氏とニューヨークで過ごす時間を何より大切にしているとされる。
なお、1970年生まれのメラニア夫人はトランプ次期大統領より24歳年下。2005年に結婚し、翌年に息子バロン氏を出産。2017年のトランプ政権発足時には、しばらくニューヨークの自宅に留まっていた経緯がある。