米アラバマ州のタスキーギ大学で10日未明(現地時間)、銃撃事件が発生し、1人が死亡、16名が負傷したとAP通信などが報じた。現時点では容疑者の逮捕はされていない。
死亡したのは18歳の男性で、タスキーギ大学の学生ではないことが確認されている。
負傷者のうち12人が銃創を受け、残りの4人は銃撃によるその他の原因で負傷した。負傷者の中にはこの大学の学生も含まれているという。
連邦捜査局(FBI)も捜査を開始し、市民に関連映像や情報の提供を呼びかけている。
事件はこの大学の創立100周年を記念する同窓会イベントの終盤に発生した。SNSに投稿された動画には、銃声を聞いた人々が駐車場で慌てて避難する様子が映っていた。
大学当局は、法執行機関が現場を封鎖し、捜査を進めていると説明している。また、学生の安全確保に努め、保護者にも連絡を取ったと付け加えた。
先月19日にはジョージア州オールバニ州立大学で同窓会イベント中に銃撃事件が発生し、1人が死亡、複数が負傷した。
同日、ミシシッピ州レキシントン郊外のイベント会場でも銃撃事件があり、3人が死亡、8人が負傷した。また、10月12日にはテネシー州ナッシュビルのテネシー州立大学付近で銃乱射事件が発生し、1人が死亡、9名が負傷した。