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2024年11月15日金曜日
ホームニュース「億り人」どころじゃない!マスク氏の投資術がヤバい…トランプ支援からわずか4日で10.5兆円増の謎を解説

「億り人」どころじゃない!マスク氏の投資術がヤバい…トランプ支援からわずか4日で10.5兆円増の謎を解説

アメリカの大統領選挙期間中に、ドナルド・トランプ次期大統領を支持するため、1億3,000万ドル(約194億8,500万円)を投資したテスラCEOのイーロン・マスクの資産が、選挙後に700億ドル(約10兆4,895億円)に達したことが明らかになった。

CNBCの報道によると11日、選挙後数日でマスクの資産は700億ドル増加し、合計3,200億ドル(約47兆9,520億円)に達したという。これにより、世界2位の富豪であるオラクル創業者のラリー・エリソンを約900億ドル(約13兆4,865億円)差で引き離した。マスクの資産の大部分はテスラ株で、テスラの株価は選挙後4日間で約39%急騰し、時価総額は1兆ドル(約149兆8,500億円)を大幅に上回った。

選挙期間中、マスクは以前440億ドル(約6兆5,934億円)で買収したX(旧Twitter)を活用し、トランプ次期大統領に対する好意的な世論形成を図っただけでなく、多額の直接的な資金援助も行った。保守的な有権者の支持獲得のため、激戦州での選挙活動に資金を提供し、ときにはトランプ支持の選挙集会も主導した。さらに、保守層の有権者登録を促すために、1日100万ドル(約1億4,985万円)の賞金をかけたイベントも開催したが、ペンシルベニア州当局から違法賭博運営の疑いで訴訟を起こされた。

しかし、Xを通じたトランプへの支援と直接的な支援が現在では巨額の利益となって返ってきていると評価されている。資産の急増に加え、トランプ再選でマスクは政治的影響力と公職を得る見通しとなった。先週、マスクはトランプがウクライナのボロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談する場に同席し、側近中の側近となったことを内外に示した。また、次期政権の閣僚や参謀の人選に関与する立場となり、自身も「政府効率化委員会」のトップに就任する可能性が高いとされる。

テスラ株の強気派であるディープウォーター・アセット・マネジメントのジーン・マンスターは、最近のCNBCインタビューで「マスクは黄金の感覚と耳を持っている」と語った。

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