映画『アベンジャーズ』シリーズで「サノス」役として知られる俳優のジョシュ・ブローリンがニコチン中毒に陥った。今月14日に(現地時間)海外メディア「エンターテインメント」は、ブローリンがニコチンパウチを口に入れたまま寝たり、ニコチンガムの使用で7本の虫歯ができたと報じた。
ニコチンパウチは歯茎に挟んで使用する無煙タバコ製品だ。ニコチンガムは一般的にニコチン依存症の治療に使用されるが、紙巻きタバコと同様に中毒性のあるニコチンを含んでいるため、その潜在的リスクを軽視してはいけない。
ブローリンはポッドキャスト「WTF with Marc Maron」に出演し、ニコチンパウチへの愛着を明かした。「ニコチンパウチをベッドサイドテーブルに置いて寝る。一日中、口の中にニコチンパウチを入れている」と述べた。
その使用量は極めて多く、無意識のうちに使用しているという。「気づかないうちにニコチンパウチを口に入れて眠ってしまう。妻が真夜中に気づいて教えてくれるまで自分では気づかない」と、ニコチンパウチが日常の一部となっている生活を打ち明けた。
そして、海外での映画撮影中もニコチンを求め、入手できない時は絶望感を覚えたという。この習慣が子供たちに危険を及ぼす可能性についても自覚しており、「子供たちには常に真似をしないよう教えている。口に入れると病気になる可能性があるから」と語った。
以前はニコチンガムを好んで使用していたが、「ニコチンガムを使用した後、7本もの虫歯ができた。そのためニコチンパウチに切り替えた」と、残念な経緯を説明した。
ブローリンは映画『アベンジャーズ』シリーズをはじめ、『DUNE/デューン 砂の惑星』シリーズ、『デッドプール2』、『メン・イン・ブラック3』など、数々の有名作品に出演し広く知られる俳優となった。