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2024年12月23日月曜日
ホームニュース「娘に近づくな」娘の10代の交際相手を突然刺した母親、被害者側は処罰望まず?

「娘に近づくな」娘の10代の交際相手を突然刺した母親、被害者側は処罰望まず?

引用:JTBC

自身の娘と交際していた10代の男の子を凶器で刺した容疑(殺人未遂)で起訴された30代の女性に対し、裁判所で執行猶予付きの判決を下した。

13日、韓国大邱地方裁判所刑事11単独(部長判事イ・ジョンギル)は、30代の女性A被告に懲役3年、執行猶予5年の判決を下した。

A被告は9月9日午後、韓国・大邱市寿城区泛魚洞(テグ市スソン区ポモ洞)の路上で、理由もなくB君(14歳)の腹部を凶器で刺した。防犯カメラの映像には、A被告が電柱にもたれながら、B君と自身の娘に近づく様子が捉えられている。A被告は突然B君を押しのけ、凶器を取り出して襲いかかった。B君はその場から逃げ、娘はA被告を制止しようとした。

それにもかかわらず、A被告は約300mにわたりB君を追跡。娘が後を追い、膝をついて懇願するも、A被告の暴走は止まらなかった。通報を受けて駆けつけた警察が警棒を使用してA被告を制圧し、その場で逮捕した。犯行時、A被告は酒に酔っていたとされる。その後、勾留された状態で起訴された。B君は重体で病院に搬送されたものの、適切な治療により命は取り留めた。

捜査の結果、A被告は普段から自身の娘がB君と交際したことで、飲酒や喫煙、度重なる自傷行為などの問題行動を示していたことから、B君に不満を抱いていたことが明らかになった。

裁判所は、「A被告が日常的にパニック障害や不安障害を抱えている」とし、「被害者側が処罰を望んでおらず、A被告への寛大な処置を求める嘆願書が提出されたことを考慮した」これらの点を量刑理由として挙げた。

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