「糖尿病を患う夫がかわいそうで腎臓を提供したのに、浮気された」
糖尿病で透析治療を受けなければならない男性が、妻から腎臓を移植してもらったにもかかわらず不倫をし、ネットユーザーから怒りの声が上がっている。
先日18日、韓国の人気オンラインコミュニティ「ネイトパン」に「腎臓を提供したのに浮気された」というタイトルの投稿があった。
投稿者のAさんは、「普段から体調管理をせず、酒とタバコを楽しんでいた夫が糖尿病で腎臓を壊し、透析か移植が必要な状況だった」と語り始めた。続けて、「週に3回、4時間もかかる透析治療を受ける夫があまりにも気の毒で、私の左腎臓を提供する決断をした」と心情を明かした。幸いにもAさん夫婦の腎臓移植手術は無事に成功し、夫の健康状態は目に見えて改善した。
しかし、問題はその後だった。Aさんの夫は再び酒とタバコに手を出し、健康管理を怠るようになった。Aさんは「体調が良くなったからといって、酒やタバコを再開し、以前の生活に戻ってしまった」と話し、「移植手術から1年後に夫の浮気を知ったときは、天が崩れ落ちるような思いだった」と打ち明けた。
Aさんは、「子供たちのことを考えて、死にかけていた夫を救ったのに、若い女性と親密にLINEでやり取りし、ゴルフに行く姿を見ると、どうしていいかわからず、ただ気持ちが沈むばかりです」と語った。
不倫を疑う妻を「妄想症」扱いする夫
Aさんによると、夫は自身の不倫を最後まで認めず、逆にAさんを妄想症患者として追い詰めるなど、開き直った態度を続けているという。
生涯の不便を覚悟で、夫に腎臓を提供したにもかかわらず、「不倫」という現実に直面したAさんは、「眠れず、食欲もなく、外出や人に会うのも嫌になった。毎日何度も離婚関連のサイトを見ながら、死にたいと思っている。これからどうすれば良いのだろうか」とネットユーザーに助言を求めた。
Aさんの話を聞いたネットユーザーからは、「近いうちに夫の腎臓が再び機能不全に陥り、透析が必要になるだろう。今からでも別居すべきだ」、「夫は人間以下だ」、「即刻離婚しないと、あなたが亡くなった後、保険金で愛人と遊び歩くことを考えると悔しくないのか」、「何事もないふりをしながら、しっかりと証拠を集めるべきだ」などの反応を示し、怒りを表した。