若い従業員に悩まされる店主
ある自営業者がMZ世代(1980年代前半~1990年代中頃生まれ)の従業員(アルバイト)のことで悩んでいると訴えた。この話を聞いたネットユーザーからはさまざまな反応が寄せられた。
今月18日、韓国の自営業者たちが多く集まるオンラインコミュニティ「つらいのが社長だ(韓国語訳)」に、「最近のアルバイトはこれが普通なのか?」というタイトルの投稿があった。
投稿者のA氏は「MZ世代だからなのか、理解できないことが多い。ホールで接客していた従業員が、客が箸を落として『新しいものを持ってきてほしい』と言われた際に、『もう食事は終えましたよね?』と返答した」と述べた。その日、A氏はこの従業員を解雇したという。
続けて「次に雇った従業員は、退勤時にゴミ箱を空にしてくれと言ったら、『まだ捨てれますけど?』と言われた。新しい従業員を探すのが大変なので、1か月も我慢している」と付け加えた。
さらにA氏は、「大きな声で挨拶するように指示したら、『恥ずかしいから…』と言われた。1か月間、小声で『いらっしゃいませ~』と言うだけで、客がそのまま通り過ぎてしまう」と言い、「最近の若い世代はこれが普通なのか」と疑問を投げかけた。
Z世代の5人に2人が「電話恐怖症」
そして、「掃除もせず、カップも拭かず、水も補充しない。こんなに楽なアルバイトがあるだろうか」と話し、「一から十まで教えなきゃならないのに、指示されたことすらまともにしない」と、不満を訴えた。
この話を聞いたネットユーザーは「最近は内気な子が多い」、「従業員は時給12,000ウォン(約1,300円)ももらってるのに、もてなされてるみたい」、「もう少し優しく教えてあげれば良いのではないか」などの反応を示した。
一方、韓国の求人サイト「アルバ天国」がZ世代765人を対象に「コミュニケーション方法」に関する調査を実施した結果、回答者の約4割(40.8%)が電話恐怖症を経験していると答えた。この割合は過去3年間の調査結果と比べると、30%、35.7%と年々増加傾向にある。「電話恐怖症」とは、電話と恐怖症の合成語で、相手と電話することを恐れる症状を指す。