メインメニューへスキップ(上段) メインコンテンツへスキップ メインメニューへスキップ(下段)

手首を後ろに反らすと痛みが生じる理由とは?肘の圧迫が引き起こす症状とその対処法

川田翔平 アクセス  

肘関節は日常生活で頻繁に使われる部位の一つであり、反復動作や過度な使用により筋肉や靭帯がストレスを受け、炎症が引き起こされることがある。

セラン病院整形外科上肢センターのホン・ギョンホ所長は、「テニス肘は、過剰な家事労働や事務職、製造業など手首を頻繁に使う職種、また手首を使うスポーツをする人に多く見られる」とし、さらに「手首を後ろに反らすと痛みが生じ、肘を押すと痛みが強くなることがある。もし洗顔や食事などの日常生活で痛みがある場合は、専門医の診察が必要だ」と助言した。

肘の痛みは持続的に現れ、肘の骨と筋肉の接する部分を押すと痛みが生じる。

痛みは肘から手首、ひどい場合は肩や首にまで及ぶ。頭を洗ったり顔を洗うときに肘に痛みを感じたり、軽いものさえ持ち上げられない場合、すでに肘の病変がかなり進行していると考えられる。

肘の痛みが出る部位によって診断は異なる。肘の外側にだるい痛みが現れる場合、テニス肘(外側上顆炎)の可能性が考えられる。これは事故などによる一度の衝撃で生じるものではなく、繰り返される小さな衝撃が蓄積されて炎症や微小な断裂が起こる場合が多い。

手首の過度な使用や衝撃によって、筋肉の末端にある腱に炎症が生じて痛みが現れ、これを放置すると退行変性によって弱くなった腱が損傷し、症状が悪化する。初期には肘に鈍痛があり、悪化すると肘から手首にかけて放散痛が広がる。また、手や手首を伸ばす筋肉と関連しているため、手首を後ろに反らすと痛みがさらに増す。

痛みの程度は軽いものから夜も眠れないほど重いものまでさまざまで、手首を伸ばす動作、例えば水筒から水を注ぐ動作など、手首の筋肉を多く使うと痛みが増す特徴がある。健康保険審査評価院によると、2023年のテニス肘患者数は67万人に達した。年齢別では50〜59歳、40〜49歳の順に多く、テニス肘は40代以上の主婦や男性に多く見られる。

主婦が肘の痛みを多く経験する理由は、手と腕を使う家事を長時間行うことが要因だ。最近では主婦だけでなく、長時間のパソコン作業をする会社員や腕を多用するアスリートにも増えている。症状を放置すると肘関節の損傷につながるため、適切な治療が重要である。

ホン所長は「テニス肘の多くは非手術的治療で改善するが、前腕筋の損傷が重度の場合は関節鏡や切開手術で慢性炎症組織の一部を切除する手術が有効だ」と述べた。

川田翔平
editor@kangnamtimes.com

コメント0

300

コメント0

[ライフスタイル] ランキング

  • 「知らぬ間に吸引している」飛行機機内に飛び交う基準値”2倍超”の発がん物質?
  • 「立ち上がるとめまい?」脳が出している危険サインの可能性
  • 「ランニング後の急停止は絶対NO!」体を守る正しいクールダウン法を解説
  • 「浴室で一瞬ぼーっとしたら要受診」シャワー中の異変を軽視した代償、発作と熱湯で全身やけどと2年の後遺症まで
  • 洗ったはずの食器に何が残るのか、毎日の台所が抱える見えない不安
  • 加工食品が日常になるほど危険、胃で進む慢性炎症

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • 「ロシアは口出しするな!」ゼレンスキー、プーチンの“選挙介入発言”に真っ向反発
  • 「衝突寸前200m」スターリンクと中国衛星が急接近、低軌道は限界なのか
  • 「旅券も搭乗券もなしで国際線へ」ヒースローで身元不明の男がすり抜け、保安はどこで崩れたのか?
  • 「冗談ではなかった…」トランプ、領土拡張の野望むき出し→グリーンランド“編入”へ本気で動き出す

こんな記事も読まれています

  • 日産が中国で“コスパ怪物”投入、中国EVの土俵に立った瞬間
  • 冬の朝に増える“立てワイパー”、メーカー設計とズレた使い方が痛手に
  • 「来年、本当のEV戦争が始まる」第3世代電気自動車に世界が注目する理由
  • 「最先端だからといって最善ではない」便利の裏で広がるユーザーの不満連鎖
  • 「ロシアは口出しするな!」ゼレンスキー、プーチンの“選挙介入発言”に真っ向反発
  • 「衝突寸前200m」スターリンクと中国衛星が急接近、低軌道は限界なのか
  • 「旅券も搭乗券もなしで国際線へ」ヒースローで身元不明の男がすり抜け、保安はどこで崩れたのか?
  • 「冗談ではなかった…」トランプ、領土拡張の野望むき出し→グリーンランド“編入”へ本気で動き出す

おすすめニュース

  • 1
    「やはり台湾は中国ではないのか!」米国が史上最大1.7兆円の武器売却承認、中国は激怒

    ニュース 

  • 2
    「これがなければ、今の米国はなかった」...MiGを空から叩き落とした怪物、“F-4ファントム”の決定的役割!

    フォトニュース 

  • 3
    ソロもBLACKPINKも相乗効果に?ロゼ、「APT.」の快進撃への本音を告白…「一人で立派に育った子どものような存在」

    エンタメ 

  • 4
    健康な髪が一変、残ったのは10%だけ…DJ SODAが明かした深刻ダメージ…美容師からは謝罪もなし

    エンタメ 

  • 5
    「米国需要が想定超え」台湾、経済成長率見通しを”4.55%→7.31%”へ大幅引き上げ

    ニュース 

話題

  • 1
    グアムで堂々と魅せる水着姿、目を引くヒップラインで健康美を証明「整形が最善じゃないと気づいた」

    エンタメ 

  • 2
    「中国に勝てるか、アイザックマン」マスク側近に託された”宇宙”の舵

    ニュース 

  • 3
    「自分の身は自分で守る」刃物を持った男が自宅に…強盗事件後に強く語った決意

    エンタメ 

  • 4
    娘のため、でも毎日喧嘩…復縁でも他人でもない関係の元夫婦「自分でもわからない」

    エンタメ 

  • 5
    「真の福祉受給者は巨大企業とCEOだ」米新鋭政治家が突く“アメリカ社会の闇”

    ニュース 

シェア

[cosmosfarm_share_buttons url="https://dailyview.net" title="ピッコン" align="center"]