米国務省高官は22日(現地時間)、北朝鮮が追加核実験に向けて実験場の準備を完了し、実験を実行するかどうかの最終的な判断は、政治的決断に依存しているとの見解を示した。
アレクサンドラ・ベル国務省軍備管理・抑止・安定性局次官補は、この日ワシントンDCで開催されたコリアソサイエティの会議で、「このような実験は地域の緊張を著しく高め、世界の安全保障に対する重大な脅威となる」と警告した。
韓米核協議グループ(NCG)の米国務省代表、ベル次官補は、北朝鮮の最近の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射実験に言及し、「北朝鮮のすべてのミサイル発射と核に関する脅威的な言動は、同国が違法な大量破壊兵器(WMD)および弾道ミサイルプログラムを推進する意図を示している」と述べた。
さらに、ベル次官補は「これは、核攻撃を含む脅威に備えるため、米韓同盟を強化し、柔軟に対応する必要があることを強調している」と指摘した。