ディズニークルーズラインが、オーストラリアとニュージーランドを舞台にしたクリスマステーマのクルーズ「ホリデー・ディズニー・マジック・アット・シー（Holiday Disney Magic at Sea）」を発表した。
今回のクルーズは、シドニー、オークランド、メルボルンを経由しタスマン海を航海する日程で構成されている。初出航は11月24日にメルボルンから始まった。ディズニークルーズは昨年10月にオーストラリアに初進出し、今回が2シーズン目となる。
クルーズには、ディズニークルーズラインを代表する船の一つ「ディズニー・ワンダー（Disney Wonder）」が使用されている。この船は、アールヌーボー様式のデザインが特徴で、客室は875室を備えている。さらに、ディズニーの名作『プリンセスと魔法のキス』、『アナと雪の女王』、『リトル・マーメイド』をテーマにした特別な空間が設けられている。
船内外はクリスマス気分を盛り上げる華やかな装飾で彩られ、ディズニーキャラクターもクリスマス衣装で乗客を出迎える。特に、12月24日にシドニーを出発する航海では、クリスマス衣装をまとった特別なサンタクロースに会えるイベントも予定されている。
オーストラリアの夏のクリスマスに合わせて、船内には「アクアラボ」、「グーフィーのプール」、「ウォータープレイエリア」、「キッズクラブ」など、多彩なウォーターアクティビティが用意されている。大人専用の「コーブ・プール」も別途用意され、静かにくつろげる空間となっている。
そのほか、ミュージカル、ディナーショー、ルームサービス、スポーツ施設など多様な娯楽も提供。ほとんどのイベントや食事は宿泊料に含まれており、宿泊客は追加料金なしで24時間ルームサービスを利用できる。
クルーズ料金はスケジュールや出発地によって異なるが、12月のシドニー出発分の3泊料金は1人当たり1,695ドル（約25万5,000円）からスタートする。クリスマステーマのクルーズは、来年1月3日まで運航される予定だ。
ディズニークルーズのクリスマステーマ航海は、オーストラリアとニュージーランドの旅行者に特別な夏のクリスマス体験を提供し、家族連れを中心に大きな注目を集めている。