トヨタ・イノーバ・ハイクロス
発売2年で大ヒット
販売台数10万台突破
トヨタ自動車は、ミニバン「イノーバ・ハイクロス」のインドでの販売台数が発売から2年で10万台を突破したと発表した。この数字は、トヨタブランドへの高い信頼と、イノーバ・ハイクロスの急速な人気上昇を示している。
イノーバ・ハイクロスは2022年11月、持続可能なモビリティの実現を目指して発売された。このモデルは、トヨタが誇る品質、耐久性、信頼性に、最新技術と革新的なデザインを融合させた一台となっている。
最新プラットフォームと
先進ハイブリッドシステムを採用
イノーバ・ハイクロスは、トヨタの最新グローバルプラットフォーム(TNGA)をベースに開発された。第5世代ハイブリッドシステムを搭載し、2.0リッター4気筒ガソリンエンジンとe-ドライブシーケンシャルシフトマチックの組み合わせにより、最高出力137kW(186PS)を実現。このシステムは同クラス最高レベルの低燃費を達成している。
ハイブリッドシステムの採用により、走行時間の約6割をEVモードで走行可能。優れた動力性能と低燃費、環境性能を高次元で両立し、環境意識の高いユーザーから支持を集めている。
豊富なパワートレインで
幅広いニーズに対応
一部のグレードには、2.0リッターガソリンエンジンとダイレクトシフトCVTを組み合わせた最高出力129kW(174PS)のパワートレインを設定。これにより、ユーザーは自身の使用環境に合わせた選択が可能となっている。
イノーバ・ハイクロスは、優れた走行性能と環境性能により、インド国内のハイブリッドミニバン市場で高い評価を獲得。その人気は今後、他国へも広がると見込まれている。
環境対応車普及への
重要な一歩に
イノーバ・ハイクロスの投入は、単なる新型車の追加以上の意味を持つ。トヨタは本モデルを通じ、持続可能なモビリティの提供と、世界規模での環境対応車の展開に向けた決意を示した形となった。
この成功を機に、トヨタのハイブリッド技術の普及がさらに加速すると予想される。特にインド市場での実績は、同社がハイブリッド車の将来を切り開く重要な布石となるだろう。