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2024年12月05日木曜日
ホームニュースクルスク前線で目撃された北朝鮮軍、実際は戦闘に参加していない?食い違う証言が浮上

クルスク前線で目撃された北朝鮮軍、実際は戦闘に参加していない?食い違う証言が浮上

「北朝鮮軍の戦闘参加」をめぐり、ウクライナと対立

ロシアとウクライナの戦争に派兵された北朝鮮軍が実際には戦闘に参加していないとの主張が浮上した。

これまで、北朝鮮軍がロシアのクルスクやウクライナのハルキウなどの主要戦線で目撃され、ウクライナ軍のストームシャドウによる攻撃で負傷したとの報道が相次いでいた。しかし、新たに、北朝鮮軍が実際の戦闘任務に従事していないという主張が提起された。

28日(現地時間)、米時事週刊誌「ニューズウィーク」によると、ロシアのテレグラムチャンネル「ロマノフ・ライト(Romanov Light)」が北朝鮮軍の実戦参加を否定する動画を投稿したと報じられた。

同チャンネルは前日、クルスク前線を訪れた際の状況について言及し、「その場所では皆が北朝鮮軍について話していた」と述べ、北朝鮮軍の存在を「直接目撃した」とも主張している。

クルスク地域で目撃された北朝鮮軍について、彼らは高度に訓練され、あらゆる武器を扱う能力を持つと描写されている。しかし、その部隊が直接戦闘には参加していないとされている。

さらに、「北朝鮮軍との接触に関する話はすべて根拠に欠ける」とし、「北朝鮮軍がクルスクにいるのは事実であり、駐留しているとこも事実だが、戦闘には直接関与していない」と指摘された。

ニューズウィークは、北朝鮮軍派兵の情報が最初に報じられた際、実戦経験不足やロシア語能力の不足が指摘され、派兵の効果に疑問が呈されたと伝えている。

一方、ウクライナ側は、クルスクに配置された北朝鮮軍が1万1,000人以上に上り、戦闘に積極的に関与していると繰り返し主張している。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も、クルスクに配置された北朝鮮軍の一部が戦闘に投入され、死傷者も出ていると述べている。

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