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2024年12月05日木曜日
ホームトレンド「タコス食べに行くと寿命が縮む」死亡日を秒単位で予測…AIアプリ「デス・クロック」が米国で波紋!

「タコス食べに行くと寿命が縮む」死亡日を秒単位で予測…AIアプリ「デス・クロック」が米国で波紋!

人工知能(AI)を活用し、ユーザーの死亡日を予測するヘルスケアアプリ「デス・クロック(Death Clock)」が話題を呼んでいる。

ブルームバーグ通信によると、今年7月の配信開始以来、同アプリの累計ダウンロード数は11月30日時点で12万5000回を突破したという。

デス・クロックは、年齢、性別、人種などの基本情報のほか、家族歴、精神状態、慢性疾患の有無、運動習慣や食生活などのデータを分析し、AIが寿命を予測する仕組みとなっている。

開発者のブレント・フランソン氏は「約5300万人が参加した1200以上の寿命研究データでAIを学習させた」とした上で、「従来の予測手法と比べ、精度が大幅に向上している」と説明している。

ユーザーが質問に回答すると、死神が描かれたカードが表示され、具体的な死亡日が「○○○○年○○月○○日」と示される。また、死因の予測や残り時間が秒単位で提示される点も特徴だ。

さらにこのアプリは、寿命を延ばすための具体的なアドバイスも提供する。ある利用者は「101歳まで生きられるとの予測とともに、ウェイトトレーニングや水分摂取を増やせばさらに3年寿命が延びるという提案を受けた」と語った。

「デス・クロック」は無料で3日間試用できるが、継続的な健康アドバイスを受けるには月額または年額の有料プランが必要となる。

利用者からは「深夜のタコス購入で寿命が縮むと警告してくれる、ありがたいアプリだ」との皮肉めいた声も出ているものの、詳細な健康指導に満足を示す声も少なくない。

このアプリが提供する予測とアドバイスが今後のヘルスケア分野にどのような影響を与えるのか、注目が集まっている。

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