11.1 C
Tokyo
2025年01月22日水曜日
ホームトレンド「防げたはずの悲劇」22歳母、幼い息子の誤発砲で死亡…恋人が放置した装填済み拳銃、2人の幼児残し

「防げたはずの悲劇」22歳母、幼い息子の誤発砲で死亡…恋人が放置した装填済み拳銃、2人の幼児残し

引用:KGET
引用:KGET

カリフォルニア州で、20代の女性が2歳の息子に撃たれて死亡するという悲劇的な事故が発生した。

14日(現地時間)、米国CBSニュースなどの報道によると、前日カリフォルニア州フレズノのアパートでジェシーニャ・ミナ(22)が2歳の息子が発射した銃弾に胸を撃たれた。通報を受けた警察と救急隊が現場に駆け付け、彼女を病院に搬送したが、命を救うことはできなかった。

事故当時、ミナは恋人アンドリュー・サンチェス(18)と、2歳の息子、生後18カ月の娘と一緒にアパートの寝室で過ごしていた。その際、2歳の息子がテーブルの上に放置されていた9㎜拳銃で遊んでいたところ、誤って引き金を引き、発射された銃弾がベッドに横たわっていたミナに命中したという。

警察の調査によれば、拳銃はサンチェスが所有していたもので、事故当時ロックが解除され、装填された状態で置かれていたことが確認された。警察は「防ぐことができた悲劇だ」と述べ、サンチェスの不注意が事故の原因であると指摘した。

サンチェスが銃を所持していた理由については不明だが、警察は「彼に前科やギャングとの関与は確認されていない」としている。サンチェスは児童虐待および不適切な銃の保管の容疑で逮捕され、その後フレズノ郡拘置所に収監されたが、保釈金を支払い釈放された。

被害者の遺族は「ミナには生後8カ月の娘もいる」とし、「姪はこれから母親の存在ではなく、母親に関する記憶だけで生きていかなければならない」と悲しみを語った。また、「この悲劇は完全に妹の恋人の過失によるものだ」と非難し、「彼の過失によって、私たちはミナが夢を叶える姿を永遠に失った。厳しい処罰を求める」と訴えた。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください