ロシア西部クルスク州でウクライナ軍との戦闘に参加している北朝鮮軍兵士数百名が死傷したと米軍当局者が証言した。
17日(現地時間)「ロイター通信」は、匿名を条件にした当局者とのインタビューで「(北朝鮮軍の)死傷者たちの階級はどうなっているか」との質問に対し、「下級兵士から幹部階級の兵士まで含まれている」と回答したと報じた。
ウクライナ国防省情報総局は、14日時点で北朝鮮軍兵士を含め、ロシア軍の参戦部隊の兵力損失はおよそ200名にのぼると明らかにしていた。
16日には情報総局が続報として「週末にクルスク州で少なくとも30名の北朝鮮軍兵士が死亡または負傷した」と伝えた。
同日アメリカ国務省のライダー報道官も「北朝鮮軍兵士がクルスクで戦闘に参加したと判断しており、死傷者が出た兆候が見られる」と明らかにした。