6.4 C
Tokyo
2024年12月19日木曜日
ホームエンタメ幸せを目前にした悲劇の歌手…ストーカーに刺殺されてから1年、事件の全貌と悲しみに暮れる恋人の追悼

幸せを目前にした悲劇の歌手…ストーカーに刺殺されてから1年、事件の全貌と悲しみに暮れる恋人の追悼

引用:許佳玲
引用:許佳玲

マレーシア出身の歌手、許佳玲が自身の熱狂的なファンに刃物で刺されて死去してから1年が経った。

2023年12月18日、彼女は犯人に胸を含む複数箇所を刺され、出血多量が原因で死亡した。

容疑者である44歳の男Aは、過去2年間にわたり許佳玲を執拗に付きまとっていたストーカーとして知られている。Aは彼女に会うことを執拗に要求し続けていたという。

事件当日、許佳玲はAと夕食を共にする予定だった。しかし二人は口論となり、Aは彼女を殺害した後、遺体を車に積み込んだ。

目撃者の通報を受けて現場に駆けつけた警察は、Aの車内で彼女の遺体を発見した。

事件発生から3時間後に容疑者は逮捕された。Aは犯行後、自殺を図ったが未遂に終わり、その後病院で手当てを受けた。

Aは逮捕後も自分が許佳玲の恋人だと主張し続けた。しかし彼女には劉宇陽という恋人がいた。

彼女は恋人である劉宇陽と2023年3月から交際を始め、同棲していた。二人は結婚を控えていて、彼女の死亡前日にはウェディング撮影を行っていたことが明らかになり、一層の悲しみを呼んだ。

事件後、劉宇陽は自身のチャンネルに「幸せだった瞬間を思い出すだけで涙が溢れる。本当に会いたい」と追悼の言葉を表した。

一方、容疑者はマレーシア刑法202条に基づき起訴される見込みで、有罪が確定すれば死刑または30~40年の懲役刑に加え、最低12回の鞭打ち刑が科される可能性があるという。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください