MLBの東海岸の名門ニューヨーク・ヤンキースは、セントルイス・カージナルスからFAになっていたポール・ゴールドシュミット内野手(37)を獲得した。
シュミットは2022年ナ・リーグのMVPにも輝いた強打堅守を誇る一塁手だ。
22日午前(日本時間)「MLB.com」は情報筋の話として、「ヤンキースとゴールドシュミットが単年1,250万ドル(約19億5,000万円)で契約合意に達した」と報じた。
ゴールドシュミットは、7度のオールスターゲーム選出、4回のゴールドグラブ賞、5回のシルバースラッガー賞を受賞した実績を持つ、メジャーリーグ屈指の強打者だ。
37歳と超ベテランの域に入った今季も、154試合に出場し、打率2割4分5厘、22本塁打、65打点の成績を残した。
ヤンキースは今季惜しくも目の前で逃したワールドシリーズ制覇を目標に、現在、積極的な補強を続けている。
すでに、先発の一角を担うことが期待される左腕のマックス・フリード、2019年ナ・リーグMVPのコディ・ベリンジャー、ミルウォーキー・ブルワーズの守護神デビン・ウィリアムズを獲得している。