K-POPガールズグループNewJeansのメンバー、ハニが不法滞在者として通報されたというニュースが伝えられた。
今月20日、業界関係者によると、通報者Aは法務省出入国・外国人政策本部の出入国犯罪通報に「不法滞在者Phạm Ngọc Hânの国外追放申請」と題し、ハニを通報した。
オーストラリアとベトナムの二重国籍を持つハニは、所属事務所ADORとの専属契約により韓国で滞在できるビザを取得していた。しかし、先月29日にADORとの専属契約終了を宣言し、そのビザも失効したという主張が出ている。
通報者Aは、ハニがADORとの契約解除を主張した日から15日以内に外国人登録証を返却し韓国を出国すべきだったと主張している。
ただ、これは現時点でファクトのチェックが必要な事案である。E-6ビザ保持者は15日以内に勤務先変更を報告する必要があるが、ビザ変更のために30日間韓国に滞在することも可能であるためだ。
これに関してADORは「NewJeansとの専属契約は依然として有効であるため、手続きに従ってビザを更新するための書類を準備中である」と述べた。
また、ADORがNewJeansメンバーに対して専属契約有効確認訴訟を提起している状況から、契約解除の結論が出るまでビザが有効とみなされる可能性もある。
一方、NewJeansは今月14日に新しいSNS「jeanzforfree」を開設し、ファンとの交流を始めている。これに対しADORは「そのアカウントおよびコンテンツ投稿に関してクライアントなど第三者からの問い合わせや抗議が実際に発生しており、懸念される状況だ」と明かした。
現在NewJeansはADORとの専属契約をめぐって対立を抱えている。NewJeansはADORが契約上の義務を履行しなかったとして、専属契約が解除されたと主張している。これに対しADORはソウル中央地方裁判所に専属契約有効確認の訴訟を起こしている。