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2024年12月27日金曜日
ホームニュースIT・テックNVIDIA、台湾に「第2本社」級の巨大拠点を計画!シリコンバレーと同規模、3万㎡の用地確保へ

NVIDIA、台湾に「第2本社」級の巨大拠点を計画!シリコンバレーと同規模、3万㎡の用地確保へ

引用:聯合ニュース
引用:聯合ニュース

人工知能(AI)半導体製造で業界をリードするNVIDIAが、台湾に米シリコンバレー本社に匹敵する規模の海外拠点設立を急いでいる。

台湾の工商時報は23日、「ジェンスン・フアン(NVIDIAのCEO)が台湾の従業員のための本部を設置するという約束を果たすため、台北市南港区に海外支社本部の拠点とする計画を進めている」と報じた。

NVIDIAはすでに台北市南東部南港区の潤泰玉成オフィスビルの約60%(3〜17階)を賃借し、内湖科技園区にある第1研究開発(R&D)センターも10年間の賃貸契約で南港ビルに移転する予定だと同紙は伝えた。

しかし、「NVIDIAはビル賃借にとどまらず、台北南港に独自の海外支社本部を設立する意向がある」と伝えている。台湾当局者の一人は、「NVIDIAがこの目的で用地を探しており、米国シリコンバレー本社に匹敵するほどの広大な面積になる見込みだ」と述べた。

工商時報は、台北に適地が見つからない場合、台湾支社から近く、高速鉄道で結ばれている新北市・桃園市・新竹市など近隣 地域もNVIDIA海外支社本部の候補地となる可能性があると伝えている。現在、台北市では一部の再開発計画区域を除き、NVIDIAが要求する「3万㎡以上」の広大な土地を確保するのは困難な状況だ。

台湾系米国人のジェンスン・フアン氏は、6月にIT展示会「COMPUTEX TAIPEI」出席のため故郷台湾を訪れ、「今後5年以内に台湾に大規模なR&D・設計センターを建設し、少なくとも1,000人のエンジニアを雇用する」と述べ、「センター建設のため大規模な用地を探している」と明かしていた。

工商時報によると、ジェンスン・フアン氏は当時台湾当局者と接触し、3万㎡以上の土地が必要だとの意向を示したという。

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