![引用:聯合ニュース](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2024/12/CP-2023-0094/image-e9b49591-c748-41af-b0b7-46942ab0ef41.jpeg)
ロシア企業が貿易決済にビットコインなどのデジタル通貨の使用を開始したことが明らかになった。
ロイター通信によると、ロシアのアントン・シルアノフ財務相は25日(現地時間)、ロシア24 TVチャンネルで「実験的な枠組みの一環として、ロシアで採掘されたビットコインを対外貿易に使用できるようにした」と述べ、さらに「そのような取引はすでに実施されている」と明言した。また、「この取引が今後さらに拡大し、発展すべきだと考えている」とし、「来年にはそのような展開が実現すると確信している」と付け加えた。
ウクライナ戦争勃発後、ロシアの主要貿易相手国である中国のトルコの銀行は、西側の制裁を避けるため、対ロシア貿易に対して慎重な姿勢を示している。これを受け、ロシアは今年、国際貿易決済でビットコインやその他のデジタル通貨を使用できるようにするため、法律を改正した。また、ビットコインを含む仮想資産の採掘も合法化され、現在、ロシアは世界で最もビットコイン採掘が活発な国の一つとされている。
ウラジーミル・プーチン大統領は今月初め、ジョー・バイデン米政権を念頭に、「ドルを政治的な目的で使用され、その基軸通貨としての役割を弱められた」と指摘し、「多くの国々が代替資産に注目せざるを得なくなった」と述べた。さらに、ビットコインについては「誰もビットコインを規制できない」と強調し、ロイターはこの発言を「プーチンが仮想資産の広範な利用を支持していることを示すもの」と報じている。