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2024年12月29日日曜日
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ウクライナ軍、ロシアのクルスクで死亡した北朝鮮兵士が残した新たなメモを公開!その内容とは?

ウクライナ軍は、ロシアのクルスクで死亡した北朝鮮兵士の新たなメモを公開した。このノートには北朝鮮軍のドローン撃墜法が記されていた。

ウクライナ特殊作戦軍は26日(現地時間)、フェイスブック(Facebook)に、ロシアのクルスク地域で死亡した「チョン・ギョンホン」と推定される北朝鮮兵士のノートを公開した。今回公開されたメモには「ドローン(無人機)をどう撃墜するか」などの内容が含まれていた。3人の兵士が協力してドローンに対処する図も描かれていた。1人がドローンを誘き寄せると、残りの2人が後方から狙撃する戦術が記されていた。

特殊作戦軍の発表とメモの内容によると「ドローンを探知したら3人で連携し、1人が誘き寄せ、残り2人が狙撃して撃墜する」と記されていた。1人の兵士が約7m離れ、他の2人が10〜12m離れた位置から射撃するという。砲撃範囲に入った場合の対処法も記載されており、「砲撃範囲に入った場合、次の集合地点を決めた後、小グループに分かれて脱出する」、「別の方法として、砲兵は同じ地点に連続して射撃しないため、以前に被弾した地点に隠れてから脱出する」と北朝鮮兵は記していた。

ウクライナ軍は「これが実際の北朝鮮の戦術なのか、ロシアから教わったものなのかは不明だが、この戦術は「生きた餌」を使用するような方法だ」と指摘した。

このような方法をノートに記したのは、北朝鮮軍がドローンに関する情報や経験に乏しく、対処法を学ぶ必要があったためだと考えられる。ウクライナ国防省傘下の情報総局(GUR)も24日、AFP通信のインタビューで「北朝鮮軍は現代戦、特にドローンについての経験がほとんどなく、原始的だ」と語っていた。

一方、特殊作戦軍は24日、チョン・ギョンホンの手紙も公開した。そこには朝鮮語で「懐かしい祖国、愛する父母のもとを離れ、このロシアの地で」と記され、戦友の誕生日を祝う内容が含まれていた。

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