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2025年01月31日金曜日
ホームトレンド1日5本×1年間飲み続けて15本の歯が腐食…医師が明かす「正しい炭酸飲料の飲み方」

1日5本×1年間飲み続けて15本の歯が腐食…医師が明かす「正しい炭酸飲料の飲み方」

引用:イメージトゥデイ
引用:イメージトゥデイ

コーラなどの炭酸飲料を飲むたびに歯の腐食を心配する人が多い中、1年間水の代わりにコーラを飲み続けた結果、15本の歯が腐ってしまった10代の中国人女性の事例が報告された。

22日(現地時間)、中国メディア「巴士的報」は、1年間水を1滴も飲まず、1日にコーラを5本飲み続けたAさん(17)の事例を報じた。

Aさんは就寝前の歯磨きを怠っていたという。彼女は今年10月、温かい水を飲んだり、歯が風に当たるだけで痛みを感じるようになり、歯科医院を受診した結果、15本の歯が腐敗していると診断された。

医療スタッフが撮影したAさんの口腔内の状態は衝撃的だった。前歯は完全に茶色に変色し、ほとんど形を留めていない状態にまで至っていた。医療スタッフはAさんの歯の状態について「コーラに含まれる炭酸成分により歯の表面が損傷した」と説明し、「歯の厚みが薄くなり、虫歯が発生した。この状態は食事など日常生活に影響を及ぼし、深刻な場合は歯を失う可能性がある」と警告した。

結局、Aさんはコーラを断ち切ったという。また、フッ素を含む歯磨き粉での歯磨きを行い、腐食した歯を回復させる充填治療と神経治療を2か月間続けた結果、ようやく歯の健康を取り戻すことができたという。

コーラなどの炭酸飲料が歯の健康に悪影響を及ぼすことは既に広く知られている。コーラに含まれる炭酸成分は歯に接触すると、歯の表面を覆うエナメル質を徐々に弱めていく。そのため、コーラを飲む際にはストローを使用し、歯への直接的な接触を最小限するのが望ましい。また、炭酸飲料を飲んだ後の歯磨きは30分経過してから行うことが推奨される。歯磨き前に1度水で口をすすぎ、ブラッシングするのが良い。歯肉に付着した炭酸成分が歯をさらに摩耗させる可能性があるためだ。

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