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2025年01月18日土曜日
ホームトレンド「商品が多すぎて危険」ダイソーが盲導犬の入店拒否  視覚障害者YouTuberの投稿で波紋

「商品が多すぎて危険」ダイソーが盲導犬の入店拒否  視覚障害者YouTuberの投稿で波紋

視覚障害者と同行した盲導犬を追い出した店員が、物議を醸している。

13日、KBS(韓国放送公社)の障害者リポーターであるホ・ウリョン氏は、自身のYouTubeチャンネルに「私が何を聞いたのでしょうか?慶州(キョンジュ)で遭遇した予想外の状況…それでもそれほど辛くはありません」というタイトルの動画を投稿した。

盲導犬の「ハヤン」と慶州旅行に出かけたホ氏は、観光地を巡った後、必要な物を買うためにダイソーに立ち寄ったという。しかし、ダイソーの店員は安全上の理由から盲導犬の入店を拒否した。これに対しホ氏が「安全と盲導犬の入店は無関係ではないか」と尋ねると、店員は「他のお客様の安全も考慮しなければならない」と述べ、「店内に商品が多すぎる」と入店拒否の理由を説明した。

ホ氏が「他の店舗では盲導犬の入店が許可されている」と伝えたが、店員は依然としてハヤンの入店を拒否したという。さらに、ホ氏の同行者が「安全の判断は私たちが行う」と再度説明したが、店員は「転倒などの恐れがあるので…」と最後まで慎重な態度を崩さなかった。

これを見たネットユーザーらは「店員の無知ゆえの対応だったと信じたい。知識不足による誤った対応が意外と多いので、全店舗の従業員教育を実施してほしい」、「この動画を見た後に、ダイソーのホームページにサービス改善の要望を投稿した」などの反応を示した。その後、あるネットユーザーは「ダイソーに苦情を申し立て、本日担当者から連絡があった」と報告し、「適切な措置を講じるとのことだ」と伝えた。

障害者福祉法第40条によれば、補助犬の標識を付けた障害者補助犬を同伴する障害者が、公共交通機関を利用したり公共の場所に入ろうとする際、正当な理由なく拒否してはならない。これに違反すると300万ウォン(約32万円)以下の過料が科される。

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