2.6 C
Tokyo
2025年01月18日土曜日
ホームトレンド「火葬予約が2週間待ち」韓国で肺炎死者が急増 コロナ禍以来の葬儀場パンク状態に

「火葬予約が2週間待ち」韓国で肺炎死者が急増 コロナ禍以来の葬儀場パンク状態に

引用: 聯合ニュース
引用: 聯合ニュース

肺炎による死亡者が急増し、葬儀場で待機してから葬儀を行ったり、火葬場の予約が取れないためやむを得ず4日間の葬儀を行うケースが増加している。葬儀業界は昨年12月末から肺炎が死因と診断された故人が急増しているとし、この時期に流行し始めたインフルエンザをその原因として挙げている。

今月1日に、22炉の火葬炉を持つ清州(チョンジュ)唯一の火葬施設である木蓮公園は、「14日までの(火葬)予約はすべて埋まっており、15日にも16件の予約が入っている」と伝えた。関係者は13日、「昨年12月末から突然3日後までの予約が埋まるようになった」とし、「同月上旬から中旬までは、このようなケースはほとんどなかった」と述べた。突然増加した葬儀の需要により、斎場の設置が遅れたり、火葬場の予約問題で葬儀を1日延長する遺族も少なくない。

11日、清州医療院の葬儀場では9つの斎場がすべて埋まったため、遺族は故人(3名)を安置室に安置し、その翌日に弔問客を迎えたという。この葬儀場では「火葬場の予約が取れず、1日に最大3組が4日間の葬儀を行い、3日間の葬儀を行ったあとに遺体を安置し、その翌日に火葬するケースも発生している」という。また、「木蓮公園に空きがなければ、追加料金を支払い隣町の火葬場を利用することもできるが、現在はそこにも空きがない」と述べた。

ハナ病院にある6つの葬儀場も昨年12月30日から毎日欠かさずに稼働している。一部の遺族は1日待機したあとに、葬儀の手続きを進めることもあったという。忠北(チュンブク)大学病院の葬儀場の関係者は「呼吸器疾患の患者が多い時期だが、肺炎が原因で亡くなった方が、他の年に比べ急増したようだ」とし、「10年間、この仕事をしているが、新型コロナウイルス感染症の時期を除き、4日間の葬儀を行うケースがこれほど多かったのは初めてだ」と述べた。

疾病管理庁によると、2024年の最終週(12月22日~28日)に全国のインフルエンザ標本監視医療機関300カ所を訪れた外来患者1,000人のうち、インフルエンザの症状を示した疑似患者数を表すインフルエンザ様疾患(ILI)の割合は73.9人だった。大流行のピーク時と比較すると、2016年の86.2人以来8年ぶりの最高水準である。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください