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2025年02月01日土曜日
ホームライフスタイルその頭痛、ただの疲れじゃないかも?医師が教える脳卒中の見逃せない警告サイン

その頭痛、ただの疲れじゃないかも?医師が教える脳卒中の見逃せない警告サイン

普段と違い、言葉が不明瞭になったり、片側の顔や腕・脚に力が入らず麻痺したような感覚があり、激しい頭痛現象がある場合、脳卒中を疑いすぐに病院に行くべきだ。

20日、疾病管理庁は冬の寒さが続く中、本人や家族にこのような脳卒中の早期症状が現れた場合、すぐに119に連絡し適切な治療を受けるよう呼びかけた。また、突然胸に激しい痛みや圧迫感、絞めつけられるような感覚があり、著しい息切れがある場合は心筋梗塞を疑うべきだと伝えた。

疾病管理庁によると、65歳以上で脳卒中と心筋梗塞が発生した場合の1年以内の死亡率はそれぞれ32.1%と25.8%に達する。特に、現在のような寒冷期には血管が収縮し血圧が上昇するため、普段よりも発生リスクが高まる。そのため、早期発見と早期治療が非常に大切である。

脳卒中の症状は突然現れるのが特徴だ。代表的な症状には、△片側の顔、腕、脚の脱力 △言葉の不明瞭さ、または他人の言葉が理解できない △片目の視力喪失、両目の視野半分の喪失、物が二重に見える △めまいや体のバランスを保つのが困難 △激しい頭痛などがある。この時の激しい頭痛は、頭をハンマーで殴られるような極度の痛みとされる。

心筋梗塞を疑うべき早期症状は、△胸の激しい痛みや圧迫感、または締め付けられる感覚 △顎、首または背中の激しい痛みや圧迫感 △著しい息切れ △腕や肩の痛みや不快感などだ。

チ・ヨンミ疾病庁長は「患者が症状を正確に認識し表現するほど、迅速な治療を受ける可能性が高まる。日頃から症状を把握し、発症次第すぐに病院を受診すべきだ」と強調した。

脳卒中、心筋梗塞の予防には、禁煙・節酒など生活習慣の改善が重要で、高血圧・糖尿病などの慢性疾患患者は日頃から適切な治療・管理が不可欠だ。高齢者、慢性疾患患者、過去に心脳血管疾患の既往歴がある高リスク群は、長時間の外出を控えるか、外出時も保温に努めるなど、急激な寒気への曝露を避けるよう注意が必要だ。

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