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2025年01月22日水曜日
ホームニュース石破首相、トランプ氏の大統領就任を祝賀し、日米協力関係の強化に向けた意気込みを表明

石破首相、トランプ氏の大統領就任を祝賀し、日米協力関係の強化に向けた意気込みを表明

引用:ニューシス
引用:ニューシス

21日(日本時間)、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任した中、日本はより高度な日米同盟を期待する立場を示した。

石破茂首相は、トランプ大統領の就任に際し、自身のX(旧ツイッター)に英語と日本語で「トランプ大統領の就任を心からお祝い申し上げます」と投稿した。「日米協力関係を強化し、『自由で開かれたインド太平洋』という共通目標の実現に向けて、トランプ大統領と協力していく」と表明した。

石破首相はこの日、官邸で記者団と会見し、トランプ大統領との首脳会談について「比較的早期に決定されるだろう」との見通しを示した。

また「トランプ大統領は多国間の枠組みよりも二国間協議を重視すると考えている」とした上で、「日米関係を世界の平和と経済にどう活かせるかを中心に真剣に議論し、信頼関係を築きたい」と語った。

石破首相はトランプ大統領の就任演説について「『アメリカを再び偉大に』そのものだった」と評し、「歴代米大統領の就任演説は崇高な理想を語ってきたが、南部国境への部隊派遣やエネルギー政策転換など、選挙戦で主張してきたことがそのまま演説になったという印象を受けた」と述べた。

石破首相は来月上旬に訪米し、トランプ大統領と初の首脳会談開催に向けて最終調整を行っている。

歴代の日本閣僚として初めて就任式に出席した岩屋毅外相は、米国務長官に指名されたマルコ・ルビオ氏らの米高官と会談し、日米首脳会談に向けた事前調整に着手した。

岩屋外相は「トランプ大統領の演説を目の当たりにし、ついに米国の新政権が発足したことを実感した」とし、「日米関係をさらに高いレベルに引き上げたいという思いを強くした」と強調した。

読売新聞は「石破首相が今月24日に召集される通常国会で施政方針の演説を行った後、トランプ大統領との会談準備に注力する意向を周囲に示した」と報じた。

最近、石破首相は先月トランプ大統領と面会したソフトバンクグループの孫正義会長らと会談し、トランプ大統領への対応について助言を求めた。

孫会長は長々とした説明を避け、簡潔な結論を出すようアドバイスしたという。石破首相は「それが自分の最も不得手な点だ」と述べたと伝えている。

昨年11月、トランプ大統領の当選直後、石破首相との初の電話会談はわずか5分間だった。これを受け、自民党内からも「決断力のある強いリーダーを好むトランプ大統領と石破首相の相性が悪い」との指摘が出ていた。

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