オンライン旅行会社「ブッキングドットコム」が2025年を迎え、韓国旅行の新たなトレンドを発表した。外国人観光客にはソウル近郊の自然と文化が、国内旅行者には海と美食の旅行先が高い関心を集めている。
ブッキングドットコムは自社データを分析し、外国人に人気の観光スポット4か所と国内旅行者に愛されている旅行先4か所を発表した。このリストはソウル近郊から江原道、全羅道まで、多様な地域の魅力が詰まっている。
外国人観光客には、ソウル近郊の自然と文化が大きな魅力となっている。金浦（キンポ）は漢江と西海を結ぶアラ船路や金浦アートビレッジなど、体験型の旅行先として注目を集めた。高陽（コヤン）は一山（イルサン）湖公園や幸舟山城（ヘンジュサンソン）など、自然と歴史を一度に楽しめる名所として選ばれた。
富川（ブチョン）は国際的な映画祭とアニメーションフェスティバルで、グローバルな文化都市として注目を集めている。洪川（ホンチョン）は森林浴、キャンプ、レジャースポーツを通じて自然を満喫できる旅行先として人気を集めている。
一方、国内旅行者には江原道の束草（ソクチョ）と江陵（カンヌン）が根強い人気を誇っている。束草は日本海と雪岳山を同時に楽しめる自然豊かな旅行先であり、江陵は正東津（チョンドンジン）や鏡浦台（キョンポデ）など、海を背景にした癒しのスポットとして知られている。平昌（ピョンチャン）は大関嶺（テグァルリョン）の羊の牧場やそば畑、仙子嶺（ソンジャリョン）など、季節ごとに異なる魅力を見せ、旅行客を引き寄せている。全州（チョンジュ）は韓屋村と伝統料理を通じて韓国の美と味が同時に提供できる場所として、常に人気の旅行先となっている。
今回のリストには旅行先だけでなく、各地域の魅力を活かしたおすすめの宿泊施設も含まれている。金浦（キンポ）の「Hotel Marinabay Seoul」はレジャーと休息の両方を楽しめる宿泊施設として紹介され、江陵（カンヌン）の「Sol lavue hotel & resort」は開放的な海の眺望が魅力で注目を集めている。