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2025年02月04日火曜日
ホームトレンド購入して7年目で隠し扉を発見、初めて見る地下室には人が住んでいる形跡が…そこにいたのは?

購入して7年目で隠し扉を発見、初めて見る地下室には人が住んでいる形跡が…そこにいたのは?

「換気設備?」…7年間地下室に潜んでいた元家主に中国が「仰天」

引用:iclickart
引用:iclickart

中国で、ある男性が7年前に購入した家の地下室に元家主が密かに住み続けていたことが発覚し、話題となっている。

海外メディアのサウス・チャイナ・モーニング・ポストが今月2日に報道した内容によると、中国東部の江蘇省(こうそしょう)出身の男性、リ氏は2018年に市内中心部の住宅を約200万元(約4,242万8,045円)で購入した。

最近、家の整理をしていたリ氏は階段裏に隠された扉を偶然発見した。その扉は、全く知らなかった地下室へと通じていた。

地下空間は広く、換気システムや照明まで完備されていた。リ氏は誰かが住んでいた痕跡を見つけ、背筋が凍る思いをしたという。

リ氏は前の家主である女性ジャンに連絡し、不動産取引時になぜ地下室の存在を隠したのかについて問いかけた。

ジャンは「家を売る際に地下室が含まれるとは一度も言っていない」と主張した。地下室は売却物件に含まれない自身の個人的な休息空間だと述べ、「地下室があなたのものなら、私はどこで休めばいいのか」とまで反問したという。

ジャンがどのように地下室に出入りしていたかは不明だが、予備の鍵を所持していたか、地下室と駐車場を結ぶ扉を利用していた可能性など、様々な憶測が飛び交っている。

リ氏は地下室も自身の所有物だと主張し訴訟を起こした。サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、裁判所はリ氏の主張を認め、ジャンに彼への金銭的補償を命じた。

この報道を受け、中国のSNS上では議論が沸騰している。あるネットユーザーは「想像するだけで鳥肌が立つ。見知らぬ人が階下で酒を飲みテレビを見ている姿を想像してみて」とコメントした。別のネットユーザーは「重要な内容を隠すのは消費者の権利侵害だ」と批判した。

そしてあるネットユーザーは、2019年に公開されたポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』を言及し、地下室に潜んでいた女性を「パラサイト(寄生虫)」と表現した。

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