帰宅中に襲われた女性アイドル…
抱きしめた男は「君のためなら快く処罰を受ける」と驚きの供述
イベントを終えて帰宅中だった有名タレントが男に襲撃される様子がライブ配信され、多くの人々に衝撃を与えた。有名タレントのファンとされるこの男は裁判で自身の容疑を認めた。
今月1日、「FNNプライムオンライン」によると、AKB48出身でタレント小嶋陽菜への暴行容疑などで起訴された中国籍の男(42歳)が先月30日に行われた初公判で容疑を認めたという。
東京地方検察庁によると、男は昨年8月から10月にかけて都内のイベント会場などで小嶋に対し複数回ストーカー行為をし、同年10月28日には渋谷区の路上でイベントを終えて帰宅中の小嶋を抱きしめて押し倒した疑いがかけられた。
当時、事件が起こった現場にはYouTubeでライブ配信を行っているカメラが設置されていて、男が小嶋を抱きしめたり、腕をつかんで押し倒す様子がそのまま映し出された。
現場で逮捕された男は警察に「小嶋が好きだったが、周りの人々が彼女に会わせてくれない」と供述した。
東京地方検察庁は昨年12月9日、男をストーカー規制法違反と暴行の容疑で起訴した。
裁判で男は起訴内容のほとんどを認めつつも、「故意ではない」、「小嶋が好きで、彼女を傷つけるつもりはなかった」と主張したという。
そして、「小嶋のためなら(処罰を)受ける」とも供述したとされる。
一方、検察側によると小嶋は「厳重な処罰を求める」との意向を検察に伝えた。