5.1 C
Tokyo
2025年02月04日火曜日
ホームトレンド中国の免税店でクレジットカードが複製され、約20万円を不正利用されたYouTuber

中国の免税店でクレジットカードが複製され、約20万円を不正利用されたYouTuber

中国の免税店で約20万円を不正利用されたYouTuber

ある旅行系YouTuberが中国の空港でカードを不正に複製され、利用した覚えのない180万ウォン(約20万1,615円)が決済されたと注意を呼びかけた。

先月28日、旅行系YouTuberのバードモイ(Birdmoi)は、自身のYouTubeチャンネルに「中国の空港で180万ウォンを騙し取られました」というタイトルの動画を投稿した。

動画の中でバードモイは普段は月に100万~150万ウォン(約10万6,036円〜約15万9,055円)程度をクレジットカードで使用していると説明した。しかし、昨年10月の請求額が360万ウォン(約38万1,732円)に跳ね上がり、通常の2倍以上の金額が請求されていたことを明かした。

さらに、カードの利用明細を確認してみると驚くべき事実が判明したという。中国からエジプトに向かう飛行機に搭乗中、海外タクシーアプリ「Uber」で9回にわたり合計180万ウォンが決済されていた。

彼女は「しかも(イギリス)ポンドで決済されていた」と述べ、「信じられない金額が請求され、唖然とした」と説明した。

実際に公開されたカード利用明細には、昨年10月15日にUberで1分おきに9回、合計約180万ウォンが決済されていた。

彼女は「海外生活を始めて7年になるが、こんなことは初めてだ」と述べ、「決済時間が理解できない。2時35分、36分といった時間に9回も決済され、合計約180万ウォンが引き落とされていた」と説明した。

バードモイは、タクシーアプリでの決済についてクレジットカードの不正複製を疑い、「よく考えてみると、10月15日に韓国から中国を経由(約2時間)してエジプトへ向かった。不正利用された時間を確認すると、中国の空港にいたときだった」と語った。

続けて、「当時、免税店でお酒を買おうとカードで決済を試みたが、何度試しても通らなかった。端末を変えても状況は変わらず、不審に思いながらも、最終的にWeChatPayで支払った。その際にカードが複製されたようだ。飛行機に乗った時点で、すでにすべての情報が盗まれていた」と話した。

Uberが海外加盟店のため処理に時間がかかる… 「同様の被害を防ぐために」と注意喚起

昨年12月に韓国に帰国したバードモイは、カード会社のカスタマーセンターを通じて異議を申し立てた。

カード会社からは「Uberは海外加盟店のため、調査には最短50日から最長90日かかる」との回答があったという。

バードモイは、「異議申し立て後、カード会社からメッセージは届いたものの、その後の進展はない。カード会社も明確な回答を出せる状況ではないようだ」と述べた。

さらに彼女は、「このような事例は思ったより多いらしい。カード会社の対応が遅い場合は、金融監督院に相談する方法もあるそうだ。解決されるまで待つしかない」と語った。

金融監督院によると、旅行先でカードを盗難・紛失した場合は、すぐにカード会社へ通報することで、不正利用による被害を最小限に抑えることができるという。また、決済通知メールサービスに登録すれば、カードの利用履歴をリアルタイムで受け取ることができ、迅速な対応が可能になる。

特に海外旅行の際には、出国前には「海外利用安心設定サービス」を利用し、カードの使用国や1回当たりの利用限度額、利用期間を設定することで、不正利用などの予期せぬ海外決済を防ぐことができる。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください