中谷元防衛相は4日、ロシアによる軍事侵攻に対抗するウクライナに対し、輸送用車両約30台を追加提供すると発表した。
NHKによると中谷防衛相は同日、記者団に対し自衛隊の高機動車や6人乗り4輪駆動車など30台余りをウクライナに追加提供すると明らかにした。このうち6台はすでにウクライナへ向けて輸送中だという。
中谷防衛相は「防衛省が提供する車両はウクライナとNATO諸国から歓迎されている」とし、「役立つことを願っている」と述べた。日本は2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻以降、自衛隊が保有していた10人乗り高機動車や瓦礫処理用の資材運搬車など計101台を提供してきた。