7.2 C
Tokyo
2025年02月05日水曜日
ホームニュースプーチン・金正恩会談の成果、豆満江に新道路橋建設 ウクライナ「北朝鮮製弾薬が6割」と指摘

プーチン・金正恩会談の成果、豆満江に新道路橋建設 ウクライナ「北朝鮮製弾薬が6割」と指摘

引用:ニュース1
引用:ニュース1

ロシアが北朝鮮との貿易拡大を目的に進めている「豆満江自動車道路」の建設計画が確定した。

4日、「自由アジア放送(RFA)」の報道によると、ロシア政府は最近、自国の建設会社「Tonnelyuzstroy」と、豆満江自動車道路の橋梁設計および建設契約を締結した。豆満江自動車道路は、北朝鮮とロシアの国境地帯である沿海州に建設され、全長800m、幅10mの往復2車線道路となる。完成予定日は2026年12月31日とされている。

今回の道路建設は、昨年6月の北朝鮮・ロシア首脳会談で決定された。北朝鮮のキム・ジョンウン国務委員長とロシアのウラジーミル・プーチン大統領が会談し、豆満江国境道路橋の建設に合意した。豆満江自動車道路が完成すれば、現在の鉄道よりもはるかに多くの物流量を容易に輸送できるため、両国間の貿易が急速に活発化すると予想される。

アメリカの「ランド研究所」の上級研究員であるブルース・ベネット氏は「ロシアが北朝鮮との貿易を拡大する手段となるだろう」とし、「北朝鮮からの武器供給に対する見返りであることは間違いない」と述べた。

ウクライナ側は「ロシアが現在ウクライナ戦争で使用している弾薬の60%が、北朝鮮から供給されたものだ」と主張している。また、昨年10月には、北朝鮮がウクライナ軍の反撃により占領されたロシア領のクルスク地域に、1万2,000人余りの兵力を派遣したと伝えられている。

関連記事

コメントを書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください