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2025年02月05日水曜日
ホームニュース帯広市を襲った「観測史上最多」の豪雪、12時間で120cm 車が雪に埋もれ、空港も欠航相次ぐ事態に

帯広市を襲った「観測史上最多」の豪雪、12時間で120cm 車が雪に埋もれ、空港も欠航相次ぐ事態に

急速に発達した低気圧の影響で、日本の北海道一帯に記録的な豪雪が降った。

気象庁によると、12時間で120cmもの雪が降り、日本国内の観測史上最多の降雪量を記録した。

4日(現地時間)、日本のNHKは気象庁の発表を引用し、この日午前9時までに北海道東部の帯広市で12時間にわたり120cmの雪が降ったと報じた。

これは日本全国での観測開始以来、最も多い降雪量である。これまでの記録は、2022年12月24日に山形県大口町で記録された91cmだった。

今回の豪雪の影響で、北海道の小中高校379校が臨時休校となり、帯広空港を発着する航空便も多数欠航した。

NHKによると、午後9時時点で過去24時間に降った雪の量は帯広市が最も多く、本別町(113cm)、足寄町(106cm)がそれに続いたという。

気象庁気象研究所の川瀬宏明研究官はNHKの取材に対し、「地球温暖化の影響で大雪の頻度が約1.4倍に増加したと推定される」と説明した。

NHKは、今回の大雪が今後も続く可能性があり、特に新潟県では5日夜までの24時間で最大100cmの降雪が予想されると報じた。

X(旧Twitter)などのSNSには、北海道がまるで『アナと雪の女王』のように変貌した様子を捉えた動画や写真が次々と投稿されている。

駐車された車がすっかり雪に埋もれて見えなくなっていたり、道を歩くために腰の高さまで積もった雪をかき分けなければならない状況が映し出されている。

また、ドアを開けても雪がぎっしり詰まっており、外に出られなくなった男性の姿も注目を集めている。

現地のネットユーザーたちは、「北海道帯広市の大雪は、もはや災害級」、「美しいけれど、あまりにも危険そう」、「このままだと雪に埋もれてしまいそうで心配」といった反応を見せている。

 

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