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2025年02月06日木曜日
ホームニュースシアトル・タコマ空港で日本航空の旅客機がデルタ航空の機体に衝突、幸い負傷者なし

シアトル・タコマ空港で日本航空の旅客機がデルタ航空の機体に衝突、幸い負傷者なし

引用:X@jacqpatton
引用:X@jacqpatton

アメリカ・ワシントン州のシアトル・タコマ国際空港で、地上を移動していた日本航空(JAL)の旅客機が駐機中のデルタ航空の旅客機と衝突する事故が発生した。

「シアトル・タイムズ」など複数の現地メディアによると、5日(現地時間)午前10時15分頃、空港内の誘導路で、日本航空のボーイング787-9ドリームライナーの右翼が、デルタ航空のボーイング737-800の尾部に接触したという。幸い、負傷者はいなかった。

シアトル・タイムズは、デルタ航空の旅客機には142人の乗客が搭乗しており、メキシコ・プエルトバジャルタ行きの便として出発前に機体の防氷作業を行うため待機していたと報じた。一方、日本航空の旅客機は、事故直前にシアトル・タコマ国際空港に着陸したばかりだったという。

空港側は声明で、「両航空会社と協力し、乗客を安全にターミナルへ移動させた」と述べた。また、事故は誘導路上で発生したため、空港運営への影響は大きくないと説明した。この事故により、一部の便に遅延が発生したものの、大きな混乱はなかったと伝えられている。

一方、アメリカでは先月29日、首都ワシントンD.C.で旅客機とヘリコプターが空中で衝突・墜落し、搭乗者67人全員が死亡する事故が発生した。また、その2日後の31日には、フィラデルフィアで小型機が墜落し、搭乗者を含む7人が死亡するなど、航空機事故が相次いでいる。

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