「夫婦喧嘩は難しそう」
ドレス姿の「筋肉質」な花嫁とブライズメイド、その正体とは?
![引用:サウス・チャイナ・モーニング・ポスト(SCMP)](https://contents-cdn.viewus.co.kr/image/2025/02/CP-2024-0164/23139716.jpg)
ウェディングドレス姿の花嫁と4人のブライズメイドが筋肉を誇示しながら撮影した写真が、最近注目を集めている。
1月24日(現地時間)、香港「サウス・チャイナ・モーニング・ポスト」(SCMP)は、1月9日に中国湖北省武漢市で行われた結婚式の筋肉質な花嫁とそのブライズメイドについて報じた。
花嫁は昨年リトアニアで開催された「IFBB世界フィットネスモデル選手権」で総合チャンピオンに輝いたシファン氏(30歳)だ。シファン氏と4人のブライズメイドは、ドレス姿でポーズを取り、肩や背中の筋肉を誇示した。
シファン氏は、10年前にジムでトレーナーとして働きながらボディビルを始めた。その後、2018年に全国大会で優勝し、中国フィットネス代表選手に選出された。
2019年からは湖北大学で体育講師を務めている。シファン氏は「私たち5人全員が、ボディビルを愛している」とし、「ボディビルは身体と人生をコントロールする方法を学べる」と語った。
このエピソードにネットユーザーは「最も健康で美しい女性だ」、「夫は逆らわないのが身の丈だ」、「夫婦喧嘩は難しそうだ」などのコメントを寄せた。
筋力トレーニングは女性ホルモンの分泌を促進
女性にとっても筋力トレーニングは重要だ。若い女性の場合、筋力トレーニングがエストロゲンの分泌を促し、月経不順の改善や月経痛の緩和にも役立つ。中年女性は、筋力トレーニングを通じて骨量減少を防ぐことができる。
中年期以降、女性の骨量は毎年2%減少する。カナダのマックマスター大学の研究チームによると、女性が1年間筋力トレーニングを行った結果、脊椎骨の量が9%増加したという。また、筋力トレーニングは血糖値を調整し、糖尿病の予防にも効果がある。
筋力トレーニングで筋肉量を増やし、基礎代謝を上げることで、ダイエット効果も高まる。基礎代謝とは、呼吸や体温維持など、体が基本的な生命活動に使用するエネルギー量を指す。筋肉は活動や身体機能の維持に特に多くのエネルギーを消費するため、同じ体重でも筋肉量が多い人はより多くのエネルギーを消費することになる。
ただし、毎日休まず筋力トレーニングを続けるのは、逆効果となる。筋肉は無数の筋繊維で構成されており、筋力トレーニングによって筋繊維が微細に損傷する。筋肉を効果的に鍛えるには、適切な回復が必要で、週に1〜2日の休養が必要だ。
肩・背中の筋肉を鍛える運動の種類は?
シファン氏やブライズメイドのように、肩と背中の筋肉を鍛えたい場合、「ショルダープレス」と「ラットプルダウン」が効果的だ。
ショルダープレス
ショルダープレスは肩の筋肉をバランスよく発達させるのに効果的なトレーニングだ。まず、椅子やベンチの端に座り、ダンベルを両手に持つ。このとき、肘の角度を90度に曲げ、やや内側に向け、耳と一直線上に手が来るようにする。
両手のダンベルを垂直に押し上げる。ダンベルを両手に持ち、肘を伸ばして手を上に挙げる。肩はすくめずに固定したままにすることが重要だ。その後、手が耳の方に来るまで、ダンベルを持った腕をゆっくり下ろす。初心者の場合は2kgのダンベルから始め、15回を5セット繰り返すとよい。
ラットプルダウン
長いバーを引いて肩甲骨の下から腰まで背中全体の筋肉を鍛えるトレーニングだ。ラットプルダウンを行う際は、座った姿勢で下半身を器具に固定し、肩幅よりやや広めにバーを握る。
腕と体を一直線に保ち、お腹に力を入れる。腕ではなく背中が強く収縮、弛緩する感覚を意識しながらバーを引き、ゆっくりと戻す動作を繰り返す。このとき、肩甲骨は下げたまま固定した状態を維持する必要がある。
姿勢が崩れると僧帽筋が関与し、背中の筋肉が正しく鍛えられない。怪我を防ぐため、両肩と肘の位置が同じライン上にあることを確認することが大切だ。