アメリカ合衆国郵便公社(USPS)は、中国と香港からの郵便物および小包の受け取りを再開することを発表した。
今月5日(現地時間)、「CNN」、 「ワシントン・ポスト」 などの海外メディアによると、郵便公社はこの日、中国と香港からの郵便物と小包を受け取る方針であることを伝えた。わずか1日で方針が変更されたことになる。
郵便公社の広報担当者は、「アメリカ合衆国郵便公社と米国国土安全保障省 税関・国境取締局(CBP)は、新たに導入された中国向け関税の効率的な徴収メカニズムを実装するために緊密に協力している」と述べ、「これにより小包の配達に対する障害を最小限に抑えることができる」と語った。
郵便公社は、先月4日に公式サイトを通じて、今後の通知があるまで中国と香港からの小包を受け取らないと発表した。トランプ政府は、今月4日に中国に対して10%の追加関税を課す措置を講じた。
しかし、中国の超低価格オンライン商品取引業者である「Temu」、「SHEIN」から配送される商品は少量で入ってくるため、関税の対象から除外されることになり、郵便公社は先月4日にこのような決定を下したと考えられる。