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韓国・忠州(チュンジュ)中学校で15億ウォン(約1億5723万円)を投じた人工芝工事が完了したばかりの運動場で、無謀な「ドリフト走行」をする車が目撃された。
4日、忠州中学校は人工芝の運動場に車で侵入し、急加速と急ブレーキを繰り返した運転者を警察に告発したと発表した。
学校側が公開した防犯カメラの映像によると、先月29日午後8時22分頃、雪の積もった運動場に白い乗用車が進入した。
車両は運動場を旋回しながらタイヤ跡を残し、急加速と急ブレーキを繰り返しながら何度も「ドリフト」走行を行った。
「立入禁止」の掲示も無視して侵入
問題の車両が侵入した運動場は15億ウォン(約1億5,723万円)をかけた人工芝の設置工事が完了したばかりの新しい施設で、学校側は運動場の入口に「車両進入禁止」の横断幕を掲げていた。しかし、車両は朝礼台に設けられた生徒用通路から侵入した。
その結果、人工芝が敷かれてから本格的に使用を始める前に、損傷が発生してしまったが、防犯カメラの映像では問題の車両のナンバーが特定できない状態だという。
忠州中学校の関係者は「人工芝施工業者とともに被害状況を調査しており、警察に捜査を依頼した」と述べ、「警察が学校周辺の防犯カメラを確認している」と明かした。
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この知らせを受けたイ・ジョンボム忠清北道議会教育委員長は自身のSNSで「多額の予算をかけて運動場の整備を終えたばかりで、わずか2か月しか経っていないのに非常に残念だ」と嘆いた。
さらに「昨年1年かけて工事を行ったのに、本当に知らずに運動場に入ったのだろうか」と疑問を呈した。
また、「こうした無謀な行為が続けば、学校施設の一般開放をためらう事態になりかねない」と指摘した。
事件を受理した警察は「現在、運転者の身元を特定中だ」とし、「人工芝の損傷状況や故意性が確認されれば、器物損壊の容疑を適用する方針だ」と説明した。