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グーグルは自社の地図アプリケーション「グーグルマップ」において、メキシコ湾の名称を「アメリカ湾」に変更すると発表した。
米紙「ザ・ヒル」の報道によると、グーグルはこの変更を自社のSNSを通じて発表した。この変更は、ドナルド・トランプ大統領が就任初日の1月20日にメキシコ湾を「アメリカ湾」に改称するよう指示したことを受けたものとされる。
米内務省は1月24日に報道発表を行い、「メキシコ湾は今後『アメリカ湾』として知られることになる」と明らかにした。また、グーグルマップが使用する米地質調査所(USGS)の地理名称情報システム(GNIS)は、トランプ大統領の行政命令に従い、メキシコ湾の名称を速やかに「アメリカ湾」に変更した。さらに、トランプ大統領は2月9日、米プロフットボール(NFL)のスーパーボウル観戦のため、メキシコ湾沿岸のルイジアナ州ニューオーリンズを訪れ、同日を「アメリカ湾の日」として正式に指定した。
これにより、今後米国内のグーグルマップ利用者にはメキシコ湾ではなく「アメリカ湾」という新しい名称が表示されることになる。ただし、メキシコからアクセスするユーザーには引き続き「メキシコ湾」と表示され、アメリカとメキシコ以外の地域からアクセスするユーザーには「メキシコ湾(アメリカ湾)」という表記が表示されるという。